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本から学ぶ

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気になった本を読み、心に残った言葉から自分の気持ちや体験、実践したいことを書きました。
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#探究学習がすき

【本から学ぶ】現実と向き合う【5-3】

痩せるための第一歩は、自分のありのままの状態を知ること、つまり体重を測ることなんだそうです。 お恥ずかしい話、痩せたいなと思ってはいるものの、体重計からはかれこれ3ヶ月以上距離を置いています。絶対太っているので現実から目を背けたい気持ちがあります。著者の患者さんにも頑なに体重計に乗らなかったり採血を拒む方が多数おられるそうで、「あぁ・・・その気持ち分かるなぁ」と親近感が湧きました。 確かに伸び代はありますよね。よし!気合をいれて体重計に乗ってきます! 今! ・・・

【本から学ぶ】運動だけでのダイエットは至難の業【5-2】

私もこう思った時期がありました。 「食事制限は辛いから、食事は思いっきり食べて、その分動けばいい!」 運動はむしろ苦手な部類なのに、水泳をしたり、ウォーキングに励んだり、フィットネスのゲームソフトを買ってみたり…頑張った割に結果は出ませんでした。 7000キロカロリーを消費するためにはフルマラソン(42.195km)を2回走らないといけないそう。運動だけで体重を落とすのはかなり無理があることが分かりました。 無理があるということは、かなり頑張らないといけないということ。

【本から学ぶ】頑張って痩せない【5-1】

今日はいつもと違うジャンルの本を読みました。 この本は書店で表紙を開いた時に目に飛び込んできた「あなたはもう、太れない」の一言に惹かれ購入しました。本書は肥満治療の専門医の先生が書かれた本で、短期的に痩せるダイエットではなく、生活の中にダイエットを落とし込み、長期的に習慣的にダイエットを行えるノウハウが詰まっています。 中にはダイエットの常識だと思っていたことが実は逆効果だったなんてこともあり、大変勉強になりました。 まず、最初に衝撃的だったのはこの文です。 よし!痩

【本から学ぶ】身軽に生きる【4-6】

ミニマリストに憧れていますが、なかなか断捨離が進みません。まだ使えるかも・・・もしもの時にこれがないと困るかも・・・と処分をためらってしまいます。 「不安のせいで捨てられなかったもの」・・・心当たりがありすぎて耳が痛いです。今、思い浮かぶ不安のせいで捨てられなかったものは・・・ もう解約した、繰り越した預金通帳 ⇒いま記帳途中ではなく、もう記帳し終っているので使わないが、いざ過去の取引を確認したい時にないと困るかなと思って。(金融機関も預金の取引履歴を10年分保存している

【本から学ぶ】過剰に心配ばかりしない【4-5】

心配性です。 会社員の時は常に自分の失敗を心配し、家族が少し体調を崩すと何か重大な病気でないか心配し、車を運転すれば事故に遇わないか心配し、将来を心配し・・・心配事が尽きません。妄想力というか想像力は人一倍あるため、悪い方へ悪い方へ事態が展開していく想像ばかりして心配や不安になってしまいます。 何か失敗や嫌な経験をするとその心配はさらに増幅し、思い出すたびに心を蝕まれているような気がします。 心配事は確かに私の頭の中でのみ展開されていることで、私が考えた最悪のシナリオがそ

【本から学ぶ】親の期待に応えない【4-4】

自尊心を高めるために、自分で考え、行動し、結果に責任を持つことが必要だと前回学びました。 自分で考えて行動するのに一番の壁は「両親」だと思っています。 長子ということもあり、子供の頃から両親の期待に応える人生を送ってきました。今も両親と同居しているため、ことあるごとに「結婚したほうがいい」「子供を産むべきだ」「定職にはやく就きなさい」と両親の希望を言われています。 でも結婚は今したいわけでもないし、子供も熱望していないし、仕事はしたいけれど必ず会社員になりたいわけではな

【本から学ぶ】ゆるぎない自尊心を持つために【4-3】

色々な記事や書籍を読んで、自分の心が安定せず弱いのは自尊心が足りない、無いのが原因の一つだと思います。 自尊心無いな~と思いますが、そもそも自尊心という言葉の意味をあまり理解していないことに気付きました。 本書では自尊心についてこう述べられています。 自分を信じ、尊重する内面の世界をしっかり持つ・・・いままでの経験や自分の中で育ってきた考え方を信じて自分で行動していくこと。 自分の行動に責任を持つこと。 私は人の意見に反抗せず受け入れすぎてしまう部分があります。自分で

【本から学ぶ】自分からみじめにならない【4-2】

今まで交流のあった友人達はみんな素晴らしい優秀な人たちです。適齢期に結婚し、出産し、正社員で働き、自分たちで一軒家を建て、健康的な体型と美貌を保ち、オシャレな食事をしてキラキラした毎日を送っています。 それを何一つ持っていない私は、彼女たちのそんな毎日が見られるSNS、特にインスタグラムは完璧な人生を見せつけられているようで(もちろん彼女たちにはそんな悪意はありません)とても辛かったです。 以前SNS断ちをするというnoteを書きました。 SNSのアイコンを消したので、

【本から学ぶ】意地悪な人に屈しない【4-1】

「ありのままの自分を受け入れる」のが大切だと学んできました。でもありのままの私ってなに?とモヤモヤすることがあり、この本を選びました。 著者は韓国の方で、ベストセラーとなった有名な書籍だそうです。中途半端な大人になった自分がなぜこんなにも惨めなのか、疑問とその答えをさぐり、自分を大切にするためにやることが書かれています。 今の私の悩みにピッタリでした。遠く離れた海外の人も、同じような悩みを持っていると思うと親近感が沸きます。 まず、「はじめに」の章に書かれているこの言葉

【本から学ぶ】心の境界線と自分軸【3-4】

以前の記事で心の境界線を作る大切さを学びました。 HSPの人は心の境界線が薄かったり、境界線がない人が多いそうです。私も昔から自分は豆腐メンタルだと思っていて、人から心ない言葉を言われると、豆腐を拳でグチャッと押しつぶされたような気持ちになっていました。心を護る防具である境界線がないんだと思います。 その心の境界線を作り、適切に自己を保つ方法として以下の4つが上げられています。 ①自分を見えないバリアーで包み込む 自分のまわりに心地よいエネルギーをイメージし、全身を包

【本から学ぶ】弱音や本音を話す勇気【3-3】

雑談が苦手です。一対一の時は相手がガンガン話してくれる方だと聞き役に徹することで場が保たれますが3人以上だと黙ります。特に自分のことを話すのは苦手です。 まさに私だ、と思いました。話したい気持ちはあって、家族には今日あったことやくだらないことまで話すことが出来ますが、他人には心を閉ざして「いい人、優等生」を演じてきたので本当の自分をどこまで晒していいのかが分かりません。 人に弱みや本音を出してみるのがよい、とありました。顔見知りに話すのは少し抵抗があるので、ここで少しだけ

【本から学ぶ】自分だけが怒られる【3-2】

前職はささいなことを過剰に注意されたり、始末書を何枚も書かされたりしたことで業務をやっていく自信を失い精神的に耐えきれなくて退職しました。部署の中でいつも私だけが怒られ、雑に扱われていました。 なんで自分はこんなに仕事が出来ないんだろうと自分を責めていました。しかしこの「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」によると、自分の考え方や振る舞いにポイントがあったのかなと思います。 つまり、相手に問題があっても自分に非があると思って振る舞うため、相手はさらに要求を強め

【本から学ぶ】HSPとして生きる覚悟【3-1】

今日から新しい本を読み始めました。前回まで読んでいた、「繊細さんの本」に引き続き、HSPについての本です。 こちらの本は精神科医の先生が執筆されています。「繊細さんの本」はHSPについてかなり簡単に記載されていて、最初に読むのに適した本でした。こちらの本は「繊細さんの本」より専門的な用語が多めで、より深くHSPについて知りたかったので購入しました。 読み進めて最初に気になったのがこの文です。 今まで自分が我慢してきたこと、弱いところ、恥ずかしいところ、無理して頑張ってき

【本から学ぶ】非繊細さんのこと【2-4】

『「繊細さん」の本』。自分にとって衝撃的な出会いというか自分の考えや今までの悩みに直撃する本で、じっくり何回も読んでいます。 読む中で一番衝撃的だったのがこの部分です。 人の感情を察しやすい・その場の雰囲気を感じやすい為、自分は人の気持ちを分かっている方だと思っていました。以前は自分がHSP(繊細さん)である自覚はあまりなかったので、「なんでそんなに空気を読まないんだろう、この空気の悪さに気付かないはずがない」「あの人が機嫌悪いの、分かるよね?」と相手の言動に苛立つことも