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本から学ぶ

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気になった本を読み、心に残った言葉から自分の気持ちや体験、実践したいことを書きました。
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2022年6月の記事一覧

【本から学ぶ】自分を見つめ直す【10-6】

アルバイトに慣れてきたせいか、同じ職場の従業員やお客さんのちょっとした言動が気になってモヤモヤすることがあります。 「うわっ冷たい返事だな〜もっと愛想良くしてくれればいいのに」 「わ〜そんなに陳列崩したり商店ベタベタ触らないでほしいな〜」 そんな風にネチネチ思ってしまう自分も嫌です。 う…耳が痛いです。確かにネチネチ思ってる私は自分のことを棚に上げて他人の批判をしていたように思います。 引用文の「自分のしていることや言っていることに気をつけなさい」という部分は、正し

【本から学ぶ】別れの痛みに感謝する【10-5】

比較的平穏な暮らしをしていますが、ふと心配事が頭の中に浮かんできます。 家族が病気になったらどうしよう、友人がいなくなったらどうしよう、仕事がなくなったらどうしよう…全て根拠なき心配ですが、頭に一度浮かんでしまうと、しばらく頭から離れなくなってしまいます。 この言葉にハッとしました。以前、不安というのは物事を自分でコントロールと思っているから生まれるということを学びましたが、今回のこともこれに通じるものがあると思うのです。 家族、友人、仕事を「自分のもの」のように錯覚し

【本から学ぶ】無意識の怒りを洗い流す【10-4】

以前は自分のことで精一杯で、周りをみる余裕がありませんでした。それが最近は、少し落ち着いたこともあり、周りを見渡せるようになりました。 ただ、周りを見渡せるようになった途端、少しのことでイライラカリカリすることが増えたような気がします。これではイカンな・・・と思っていた所、こんな文章を発見しました。 この「無意識の怒り」は悲しみや不満に形を変え、自分を苦しめていくそう。ううう、心あたりがあります。 この「洗心」は、お風呂に入ったり心地よい音楽を聞くなどして心に余裕をもち

【本から学ぶ】自分の花を咲かせる【10-3】

この年になってくると親から定期的に「結婚しないの?」とか「子どもは欲しくないの?」という言葉を掛けられます。一人でいるのが好きなので、そこまで結婚や出産を熱望してはいないのですが、親の言葉や友人達を見ていると焦りだけが浮かんできます。 焦ってジタバタし、挙げ句の果てにひがみっぽくなるはなおさらよくない。「無心で」自分の花を咲かせるのが大事なんだそう。私の場合すでに焦って、ひがみっぽくなっていたのでハッとしました。 「無心で」というのは結婚や出産に執着せず、楽しんで今を過ごす

【本から学ぶ】頑張りはきっと通じる【10-2】

アルバイトとしてですが、なんとか一定のペースで働けるようになりました。ただ、短時間の仕事なので、ちゃんと役にたてているのだろうかと思う時があります。 この一粒を「たかが」と思うか「されど」と思うかによって人生が180度変わるそう。私は今までどちらかというと「たかが」と思うことが多かったように思います。これを「されど」、こんな私の力でも少しでも皆さんの役にたてていると思う方が確かに心が救われる気がします。 このnoteも誰かのお役にたてていればな~なんて思ったり。 ・・・・

【本から学ぶ】毎日を幸せな日々にする【10-1】

今回はこちらの本を読みました。 こちらの本は心を静めるための方法を禅語をモチーフにして書かれたエッセイです。 禅宗の教えや文献に載っている言葉だそうで、今まであまり触れたことがない物だったので興味が湧き、読むことにしました。 最初はに気になったのはこちら。 人生は山あり谷ありというように、一日うまく行く日もあれば、全然思い通りにいかない運の悪い日もあると思います。本書ではいい日でも悪い日でも他の日と比べることで執着や後悔が生まれ心を苦しめるそう。 一日にはいいも悪い

【本から学ぶ】HSPのためのアイディアリスト【9-4】

本書の末尾にはHSPやそのほかの敏感な人たちに喜びや心身の健康をもたらすものとして51個のアイディアが掲載されています。 今日はその中から自分が既に実践できているもの、これから実践したいことを書いていこうと思います。 インスピレーションを与えてくれる活動 ・本を読む これは今まさに実践していることですね。読書をすることでHSPのことを知れましたし、自分が持っていた考えや知識以外のことを吸収できるので非常に刺激的で心が潤っていく様です。 ・知恵を与えてくれる言葉を読み、そ

【本から学ぶ】HSPなりの怒りとの付き合い方【9-3】

面と向かって人に怒るのが苦手です。 相手から嫌なことを言われたとき、ムッと思ってもその場で言い返せません。その場を離れた後に沸々と怒りが湧いてくるのですが、もうその場に相手はいないので、陰で愚痴を言うことが多いです。 無理に相手に怒りをぶつけなくていい 私が今まで行ってきた「その場で言い返さず(せず)、一旦場を離れる。愚痴は他人に言う」という方法は実はHSPには有効な対策だったと知って少し安心しました。その場で言い返せないのは、ただ言われたことを処理し切れていないだけのよ

【本から学ぶ】度を超した罪悪感を抱く必要はない【9-2】

冷静になってみると自分はそんなに悪くないのに、謝り倒してしまうことがあります。周りからは「大したことないよ」と言われても、自分の判断や行動を後悔することが多いです。そんな時は心がザワザワして落ち着きません。 本書によると、罪悪感とともに生きるというのは例えば両親や祖父母の期待とは違う進路に進んだ時、両親たちをがっかりさせてしまったという罪悪感は、自分の気持ちに正直でいるために必要な代償だったのだと考えることだそうです。 また自分の力が及ばないことに対して感じる罪悪感は行き

【本から学ぶ】外交的なHSP、刺激を求めるHSP【9-1】

久しぶりにHSPに関する本を読んでいます。 今回の本はこちら「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」です。 この本は他の書籍の参考文献として紹介されていた本で、いつか読んでみたいと思っていました。著者はデンマークの心理療法士をしている方で長年HSPのカウンセリングをしてきたそうです。 本書の中には著者がカウンセリングをしてきたHSPの人達の体験談が随所に載っていて、共感したり参考になる部分が多かったです。 まず、気になったのが「表面的にはHSPに見えない人」が書かれている