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本から学ぶ

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気になった本を読み、心に残った言葉から自分の気持ちや体験、実践したいことを書きました。
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2022年3月の記事一覧

【本から学ぶ】非繊細さんのこと【2-4】

『「繊細さん」の本』。自分にとって衝撃的な出会いというか自分の考えや今までの悩みに直撃する本で、じっくり何回も読んでいます。 読む中で一番衝撃的だったのがこの部分です。 人の感情を察しやすい・その場の雰囲気を感じやすい為、自分は人の気持ちを分かっている方だと思っていました。以前は自分がHSP(繊細さん)である自覚はあまりなかったので、「なんでそんなに空気を読まないんだろう、この空気の悪さに気付かないはずがない」「あの人が機嫌悪いの、分かるよね?」と相手の言動に苛立つことも

【本から学ぶ】刺激から自分を守る【2-3】

本日は『「繊細さん」の本』より。 繊細さんの私はいろんなもの、こと(例えば職場の思い空気や誰かの怒る声、嫌な臭い)から情報を受け取り過ぎてしまい、ストレスを溜めやすいです。そのため、今までは心を閉ざしたり、なるべく刺激に気付かないフリをしてストレスから逃げようとしていました。しかし中々うまくいかずストレスは溜まる一方でした。 本書では五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)の刺激の予防法について書かれています。 私は特に嗅覚と視覚が敏感です。 嗅覚の面では、他人の体臭、整髪

【本から学ぶ】もしや私は完璧主義者でない?【2-2】

以前、自分は完璧主義者でありたいというnoteを書きました。 「繊細さんの本」を読み進めるとこんな文が出てきました。 「気がついたから対応しているだけ」「リスクを防ごうとしているだけ」にはとても心当たりがあります。仕事をしている時も「これは確認しておかないと、もしもの時に確認不足だったと怒られる」「備品が少なくなって来たから怒られる前に補充しておかなきゃ」と怒られるリスクを回避したいがためにあちらこちらに手を出し業務が遅れた経験が多々あります。結局焦ってミスをして、怒られ

【本から学ぶ】繊細さんのこと【2-1】

今日も本を読んで自分の糧に出来ることを探していこうと思います。 今回の本はこちら。『「繊細さん」の本』です。 こちらの本はHSPの人がいかにその性質と向き合い、元気に暮らしていくかが書かれています。 私はこの本に触れるまで、HSPという言葉を知りませんでした。HSPを「繊細さん」という柔らかい言葉で表現してくれているので、とても親しみやすく、自分がHSPなんだということを受け入れやすかったと思います。 読み進めて最初に心に刺さった言葉はこちらです。 私は自分の小心者で

【本から学ぶ】「嫌われない」「嫌いにならない」くらいの距離感【1-2】

前回に引き続き『「気にしない女」はすべてうまくいく』より。 人との距離感は私にとって永遠の課題です。「嫌われたくない」という思いが強いのと、HSPの特性である「人の機嫌を敏感に察知する」が負の連鎖を招き、自分を犠牲にして人に尽くしてしまったり、いい人に思われようと試行錯誤して空回りしたりしてしまいます。そしてある日ふと「あぁ、人間関係疲れる・・・辛い」となって自ら関係をリセットしてしまうことが多いです。突然いなくなるため、さらに嫌われていることでしよう。 嫌われない距離感

【本から学ぶ】「いい」も「悪い」も存在しない【1-1】

時間がたっぷりあるので読書を始めました。以前から人生でつまづくと書店で本を買う癖があるのですが、買って満足してしまい未読の書籍が積まれているので、この機会にじっくり読んでみようと思います。 ただ読むだけでは忘れてしまい身にならないと思うので、HSPの特性を存分に使って気になる言葉から自分の考えや実生活で活用した体験など書けたらよいなと思っています。 記念すべき第1冊目は有川真由美さんの『「気にしない」女はすべてうまくいく』です。この本は職場の人間関係で悩んだ時に書店で見つ