最近の記事

こぼれ落ちそうになったら~15歳からの社会保障~

15歳からの社会保障という本が刊行された 社会保障制度をわかりやすく身近なものとして 気軽に読める本 社会はとても便利になっていて ないものを見つける方が難しいくらい何不自由なく生活することができる なんでもできる、どこにでも行ける、誰とでも繋がることができる 確実に快適で、希望が持てる時代になっているはず。 だけど、一つどこかで間違えると、簡単には戻れない場合が多い 上手に言語化できないけれど、、確実に社会は分断が進んでいる 趣味一つとっても選べる選択肢が増えて、個人

    • ギャンブル依存のセミナーに行って感じたこと

      先日、精神保健福祉士の高澤和彦先生のセミナーに参加してきた。 この日のテーマである“依存の「本質」と「背景」について”で対象にされているギャンブルやネットゲーム問題を抱えている利用者と、普段関わることはないけど、わたし自身の生き方や、目の前の利用者との接し方にすごく参考になったので感想を書きたいと思った。 依存を病気と捉えない PSWは、身を置く場所によって全く違う価値観に晒される。病院であれば、とにかく医療が優先されがち。でも、自分の立場からするとこれでいいのかなって

      • 男性の介護者について

        日々、思うこと。介護の形はいろいろある。妻が夫を介護したり、きょうだいの介護だったり。とりわけ、難しいなと思うのが夫が妻を介護している場合。 男性ゆえの困難さ以前は、介護の担い手といえば妻や嫁(長男の妻)娘などの女性中心であったのが、家族形態が変化し夫や息子などの男性の割合も増えてきている。厚生労働省の調査では、家族で介護する人のうち3人に1人が男性介護者となっている。 家族の形も多様化しているため、男性も家事や育児をするようになっているのは確かだが、まだまだ少数派と言わ

        • 嫌われる勇気

          積ん読してて、だいぶたってしまった。 「嫌われる勇気」を読んだ。 こういった自己啓発本ってたくさんあるけど、この本が売れた理由はなんだろう。やっぱりタイトルかな?それだけみんな嫌われたくないって思っているってことだよね。 哲学者の元を悩み多き青年が訪ねてきて対話形式で話が進んでいく。会話調で読みやすい。2人のやりとりをそばで見守っているような感じで読み進めていける。 青年を自分に置き換えて、激しく共感してしまった。でも青年の思考が極端すぎるところもあって、つっこみたく

        こぼれ落ちそうになったら~15歳からの社会保障~

          うまく伝えるためには

          「書いて生きていく プロ文章論」を読んだ。 仕事で人にわかりやすく伝えたり、文章を書くのが得意になりたい、という気持ちから手に取った。 わたしのような一般人でも、書いて伝えることが求められることはよくある。書き方一つでコミュニケーションが円滑に なるならすごく仕事がしやすくなる。 著者は、上阪徹さんという方で職業はライターさん。文章のプロ。代表作『プロ論。』は累計40万部というベストセラー。 その文章のプロはどのようにして文章を紡いでいるのか?職業がライターって言うく

          うまく伝えるためには

          クロイツフェルト・ヤコブ病

          職場で、「プリオン病なのですが」と相談が一件あった。 聞いていると、ヤコブ病って言う診断を受けているらしかった。わたしも不勉強ゆえに、プリオン病ってなんだっけ?と思ってしまった。詳しくは、プリオン病という病気の一群の中にヤコブ病っていう代表的な疾患があって、そのほかにも色々種類があるらしい。クロイツフェルト・ヤコブ病は、難病に指定されている。 以下、難病情報センターのホームページより調べた事。 プリオン病とは脳に異常な“プリオン蛋白”が沈着して、脳神経細胞の機能が障害さ

          クロイツフェルト・ヤコブ病

          認知症デイケアの意味

          認知症のデイケアというものがあります。 対象者は、認知症の診断を受けている人。 デイサービスと似ているようで、結構違いがあります。認知症デイケアって?何のためにあるの?どのような場所なの? 知らない方のために、簡単に解説していきたいと思います。 認知症デイケアとは似ている名称のものに、介護保険のデイサービスがあります。こちらも、自宅から通っていってサービスを受けるものです。福祉施設で、食事や入浴をはじめ機能訓練(リハビリ)なども受けられます。日中、適度に体を動かしたり他

          認知症デイケアの意味

          今の職場を選んだ理由について

          現在私は、認知症のデイケアで働いている。 ここに異動してくる前は、精神科病院の相談員として勤務していた。 本当は、病院で働くつもりはなかったが色々なことが同時に起こり、現在に至る。 前職は介護福祉士として働いていたが第一子が誕生して、引っ越しをしたのをきっかけに転職をしようと考えていた。 夫がフルタイムで働いて、自分は慣れた介護の仕事でパートしながら子どもを見ていく予定だった。 その矢先、夫が突然倒れた。とにかく頭痛が酷くて起き上がれないほどになってしまって内科や

          今の職場を選んだ理由について