のど元過ぎた先の標識

エスカレーターに乗っている時にふと思ったのだけど、上り下りどちらの出口にも少し先の床に立ち入り禁止のマークがある。
もちろん、間違って立ち入るとエレベーターのところでブザーがなる。
これはどこで習ったか記憶にはないが、なんとなく認識している。

通常通りにエスカレーターに乗ると、降りる直前にはこの出口の立ち入り禁止のマークが見えてくる。
この場合、これより先を立ち入り禁止だと思う人はいない。

まぁ、当たり前なことだけど（笑）

入れる入れないの認識は標識だけでしているのではなく、環境も含めて総合的に判断しているようだ。
抽象的に考えると、不可逆なことの先に矛盾が生じた場合、人は許容するのではないだろうか。 

気になって他にこのエスカレーターと同じような事例はないかちょっと考えてみたけど、意外と思いつかなかった。