見出し画像

イエスは実は短気。【カトリック信者なんです 10】

新約聖書を深読みしていると。
まあまあ、イエスがキレてることが多いんですよ。

お前ら、ええ加減にせぇよ。と

特に弟子たちによく怒ってるんです。
怒られる代表格がペトロ。

まあ、一番の兄きだから仕方ないですね。
おそらく、皆を代表してイエスに聞きにいっては“返り討ち”に合うのですよ。かわいそうです。

弟子たちの中で、イエスの奇跡を見たい、見たいと言い出して。
次の町に行ったら、是非奇跡を見せて欲しい!

そこで、イエスは波平ばりに「バッカも〜ん」といったかどうかは定かではありませんが、

お前らは奇跡をみたら信じるんか?あぁ?
奇跡を見なくても信じてみんかぃ!

ほんなら、しゃーない。奇跡、次の町で見せたらぁ。

で、奇跡が弟子たちの目の前で行われました。

でも、弟子の中で「うっそ〜ん、信じられへん!」と言い出す始末。

呆れるイエスが、
ほら言ったやろ。信じない奴は見せても信じひん。
こんなんトコトンやろ?
どこまでいっても信じひんやん。それって幸せか?

肩をすくめたかどうかも定かではないが、
イエスは、人っていつまでも愚かやなぁ。そして愛くるしいなぁ。
と思ったことだろう。

それにしてもイエスは初っ端怒ってるんですよね。
結構短気って思える。
弟子に怒る事多いイエスは敢えてこういった弟子たちを選んでいたのかもしれないとさえ思える。

それは、身近にいる弟子たちがこんな感じでいることの方が、これから布教活動していく上で信者にとってとても親しみやすいと感じてもらいたいという思いでペトロたち12人の弟子たちを選んでそばに置いていたのではないでしょうか。

『信じるものは救われる』

それはここで出てきた。
信じた方が幸せ。
そう思いませんか?


⚫️東川哲也 official web site
http://asone-labo.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?