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知らない生活がそこにはある

高田の朝を散歩した旅行二日目。茶色くなった道路を見て「あぁ、雪深いところなんだな」と思う。

もうひとつ興味深かったのが冒頭の写真。ほとんどの家が屋根の上にハシゴやら脚立やらを掛けているのだ。季節を問わず常設なのだろうか?まだ僕の知らない生活様式がここにはある。

沿道にはカメラを構えた多くの人たち。なにごとかと思えばレトロなバスにシャッターを向けている。どうやら今日限定でレトロバスが運行しているようなのだ。事前予約制らしく乗ることはできなかったが、珍しいものが見れた。

高田からは昨日来た道を引き返し直江津へ。直江津から糸魚川へ向かうのだが、その途中に寄らなければ行けない場所がある。筒石駅。

モグラ駅再び!筒石駅もまたモグラ駅と呼ばれる長いトンネルがある駅なのだ。

降りたホームはやはりトンネルの中。土合駅ほどメジャーではないのだろう。僕以外に降りたのはひとりだけ。静けさは昨日の比ではない。

ここでの滞在時間は1時間。階段数はそれほど多くないのでちょうどいい。地上に出ればそこは山の中。近くには数件の民家。どうしてこんな場所に駅を作ろうと思ったのだろう?と思わせるような場所。

駅の近くには筒石の砂岩泥岩層と呼ばれる圧巻の景色が!北陸自動車道の巨大な橋も相まって圧倒される。写真も撮ったのだが迫力が伝わらないので載せないでおく。

地下ホームへ戻り次は糸魚川へ。ここから南小谷まで向かい、特急あずさに乗り甲府まで。

糸魚川。以前に通り過ぎたことはあるのだが降りるのははじめて。遠くの山の雪景色と日本海が美しい街だ。2時間の滞在時間もあっという間。

JR大糸線は姫川沿いを走る電車。ここもまた景色が美しい。今日はほぼ移動みたいな一日だが美しい景色に飽きることはない。

特急あずさは南小谷から甲府まで約二時間半。途中トラブルがあったらしく三時間の電車での旅となったが先を急がない身としてななんの影響もない。甲府もはじめての地となる。今日はここで宿泊となる。

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