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GSXR-750(L3)フルエキ化


皆様ごきげんよう。タイトル通りGSXRのエキパイ~中間パイプまでを全交換したので備忘録のため記事にします。この車種情報がないからね…

注)この物語はフィクションです。加えてぼくは素人です。責任は負えませんし必ず最後まで目を通してください。

普段はヘラったポエムばっかり書いてますが…

以前乗っていたスーフォア(モリワキショート管)からGSXRに乗り換えて、唯一の不満が排気音でした。

アクラポヴィッチのスリップオンを入れてもなんというか軽い感じというか抜け切ったあとの排気を無理やり太くしたような音というか…

なので車検から戻ってきたその日に交換を決意。




購入したのはイギリスにある
BLACK WIDOW EXHAUSTSというメーカーのエキパイセット。

なんで有名メーカーのフルエキを注文しないのかって?高いから。(いいの買ったら30万コース)

なんでも排気デバイスキャンセラーが付属していてo2センサーの穴も開けてくれてるらしい。神神神神 しかもECUセッティングも要らない!すごい!

発送もめちゃ早で1週間で届いた…税関で止められなかったらもっと早かったと思います。

あとなんか受け取る時に消費税3000円弱をはらいました。どういう計算?

ここからが大変でした…まず言いたいのは

ラジエーターをずらすだけでエキパイは外れない

では回想していきましょう。

カウルを外します。外側に見えてる小さいボルト達と大きいボルト、ラジエーター前についているクリップとかを外したら、裏側にある

2箇所の小さな黒いクリップを外します。見えにくいけど

優しく引っ張ったりなんだりしてカウルが外れたら早速エキパイのフランジボルトを緩めていきます。…のではなく排気デバイスのキャンセルをします。(書いてて気づいた)

ご丁寧にマフラー屋さんが説明書を付けてくれます。A4、1枚、裏表。えーとなになに


全部英語じゃねーか!!!!

そう、説明書なんかないに等しいのでみんな自分で翻訳したり調べてやろう。カウルの外し方とかね

要すれば「排気デバイスをキャンセルするにはタンクを持ち上げてフレームの内側にあるサーボを外し、中の六角を緩めましょう」と

タンクをあげる予定なんかなかったんですがそれは…

とりあえずメインシートを外していきます。なんか車体の横についてる黒いサメのヒレみたいなカバーを優しくとると(両目テープ!?とツメでついてる)ボルトがあるのでそれを外せばシートが取れます。

そうしたらハンドル手前のタンクを固定しているボルトを2本外してなんかテキトウな棒で支える。ぼくは小ぶりなハンマーを使いました(

すると車体右側にたって自分のお腹らへんにあるフレームをよく見るとサーボが付いています。ワイヤーがあるのでたどればわかりやすいかも

反対側に回ってすげえ長く延長したソケットで外します。ネジ落とさないようにね

なんかこの丸い目みたいなのがワイヤーをひっかけてるツメっぽい?とりあえずサーボ側のワイヤーをフリーにして触媒についているワイヤーをフリーにして抜き取ります。

排気デバイスはキャンセルしたままで車検は通るらしい。(未検証)(ダメだったら2年後ヤバい)(多分戻せない)

抜いたら19mmかな?大きいメガネを当てて固定して、中の六角(7mm!買い足した)を緩めます。めちゃ硬いぞ

外したらいい感じに付属のバタフライキャンセラーをすごい固く締めて固定します。締め付ける力が足りないとアクチュエータに負けてキャンセラーが緩み、永遠にFIエラーが出続けることになります。何回かキーをONにして動作が問題ないことを確認します。

そうしたらせっかくタンクを上げたのでo2センサーのカプラーを抜き、触媒近くに刺さってるo2センサーを17mmのスパナで緩めます。ねじれちゃうからね。車載工具についてたので買わずに済んだ…

O2センサーはブラブラの状態でおk。というか抜き取れない気がする。

では純正マフラーを外します。まずエキパイのフランジボルトから


誰ですか?ラジエーターをずらすだけで作業が出来るって言った人。

冷間時に(大事)ラジエーターを外します。

バケツかなんかを用意して左側のエンジン近くになぜか横向きについているドレンボルトを外してください。そしたら布で押さえつつキャップを開けます。真横に着いているので気を抜くと辺り1面にクーラントをばらまくことになります。方法とか位置はGGって。


各所のホースとかファンのカプラーを外して、3ヶ所のボルトをソケットレンチで外すと取れます。長い延長バーを買っておこう。



ここでエキパイのボルトにラスペネを吹いておこう。(大事)



じゃないと非常に後悔することになります。GSXRは六角穴付きボルト(M8?穴の径は6mmでした)で止めてるんですが錆と熱、ネジロックなんかで固まったボルトは簡単に緩みません。
僕はネジ山をナメました。1週間弱作業止まった。気がかりになって連日悪夢を見ました。(マジ)

ネジザウルス、ピンポンチ&ハンマーでどうにもならず、外側が丸いからソケットも噛まないので結局教えてもらったツイストソケットで強引に取りました…

ほんとラスペネをちょくちょく拭いて慎重に、まずいと思ったら追いぺネを使っていきましょう。

んで全部ボルトが外れたら触媒を吊るしてる2本のボルトを外します。落っこちる可能性があるので事前に触媒と地面の間になんか挟んで置くとなお良いですね。



とれた!重いので気をつけて運ぼう。

ボルトがなめたので純正のボルトを購入。後で取りつける際に使います。バイクに使われてる部品のパーツナンバーなんかはweb○keとかmegazip?とかいうサイトで詳しく乗ってます。簡単な取り付け図にも使えるのですぐ見れるようにしておくと楽。ガチる人は5,6万出して整備マニュアル買って、どうぞ



焼き付き防止のカッパーグリス?をフランジボルトに塗って取り付けていきます。

ちなみに取り付ける前に仮組みをしておくとイメージが掴めて楽です。差し込み深さとか分かってから取り付けよう

差し込み部には付属の液ガスを薄く塗っておきました。ついでに付属の新品ガスケットにもちょっぴり塗って先にエンジン側に貼り付けてエキパイをつけると楽です。

中間パイプから位置を決めていくと意外と楽かもしれません。変に傾けたり色々する必要があります。

エキパイは跨って左から1234の順番。シールが貼ってありました。



ここめちゃパズルでした。実際にバイクに当てての仮組みを何回も繰り返してもケツのステーの位置が合わない!!

ついた!右上のボルトを緩めて位置を変更する必要がありました。

サイレンサーをつけます。リンクパイプは付属のものがアクラのサイレンサーに合わなかったので今までのチタンリンクパイプを流用。純正中間パイプの径とBLACKWIDOWの径が一緒なので流用できました。

直角マフラー絶対変だ(MIDIトラックメイカー)

もちろん直しました。この辺はセンスで付けられるはずです。(アクラのバンドが移動できるやつなので助かった…)

本じめ(フランジボルトは23Nくらいだったかしら)、O2センサーとカプラーを取り付け…

さて、あとはラジエータを戻すます。パイプ繋げてコネクタ繋げてボルト3本。簡単なはずます。


ボルト折れました。なんで

とりあえずピンポンチとハンマーで緩めて手で取れた…ふう

そんな強く閉めてないのにサクッと折れたので急遽ホームセンターで6*25の鉄ボルトを買い、その辺に転がってたワッシャーを噛ませました。(ガバガバ整備シリーズ)ステンレスと鉄ってどっちがいいんだろう



完成です!!ラジエーターに液を入れてエア抜きをします。住宅街だとアカンかも…

そして試走…












即落ち二コマかな?

走り出して10分。信号待ちでファンが回ったあと煙を噴き出しました。見るとラジエーターから伸びる太いパイプが外れてました。ああああ

どうやら+ネジだが細い六角ボルトなのでそっちにトルクをかけて締め付けなきゃいけなかったらしいです。レッドバロンありがとう…

取り付け後
以前

どデカいお弁当箱がなくなってスッキリしました。あとステンレスエキパイだけどめちょ軽くなったの取り回しと倒しこみが楽です。すげえ

サウンドは…

ボウッボウッボウッボウッボウッ…っと大好きな感じのアイドリング、迫力のレーシングサウンド(オブラートに包んだ表現)!!そしてバイクっぽい、いい匂い!!

大満足です。

エンブレ時、スーパーカーみたいなバブリングが鳴ります。そして

パンッ!!パパパンッ!!!!

後ろを走る友人「火出てますよwwww!!!!???」

アフターファイヤー祭り。高回転からアクセルオフで鳴ります。ああー…

そりゃそうです、あくまでBLACKWIDOW社は純正サイレンサーを前提として製造してるわけで…ほぼ(大人の事情により検閲)なアクラなんか想定してません。抜けがよすぎるんでしょうか。

でも低速トルクの落ち込みなんかは特に感じられず…中~高回転はグワッとパワーが出てる感じがします。とても楽しい。

エキパイ交換、オススメです!車検の時はこの作業を計4回しなければなりません。

え?

終わり

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