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こんばんは。

自分の為に、今までした経験の中から嬉しかったこと、印象に残っていて忘れずにいたいと思っていたことを書き残しておこうかと。

肌寒いからか、なんかこう、ね。そういう感情なんです。

蝉の声もとうに聞こえなくなって、どんどん日も短くなってきて落ち着いてきたというか。夏はあらゆるものが眩しくて目まぐるしくて、日記を書こうという気持ちになかなかならなくてですね。

そんで好きな漫画の掲載誌の更新がもうすぐなんですよね。水曜なので。展開が色々と地獄なんです。最近の漫画ってそういうの多くないですか。なんで?みんなすぐ死んでしまうん?

だからかな。この日記はその現実逃避もあります。笑


思い起こすと、自分はかなり筋金入りのオタクで、好きなコンテンツの二次創作ブログなんか10年以上ブックマークして、とっくの前から更新されなくなっても、たまに読み返してるぐらいで。

そんな自分が初めて二次創作っていうのをしたのが、確か小学校高学年の頃でした。好きな漫画がありまして。タイトルは書きませんが今も連載している漫画です。

漫画を描いてたんですよ。小学生の頃の夢は漫画家だったんです。そんなに多く漫画を読んだことなんてなかったんですけど、家や学校でひたすら描いてました。

休み時間の過ごし方と言ったら、こっそり音楽室に忍び込んでピアノを弾くか、漫画や絵を描くか、小学校でナゾに流行していた「ポコペン」とかいう遊びをみんなでやっていたかでしたね。

なんだよポコペンって。

それで、好きな漫画の二次創作漫画を描いたんです。生まれて初めて最後まで描きあげた漫画がそれでした。結構シリアスなストーリーで、同じ漫画が好きなオタク友達にその二次創作を読んでもらったんですよ。

そしたら、読んだその友達が泣いてくれたんです。普通にクラスメイトがいてわいわいしてる中で1人静かに涙を流していて「えっマジで!!?」ってなって。めっちゃ褒めてくれて、感動してくれて。それが本当にすっごい嬉しくて。

その友達とは高校が別になって、そこからだんだん疎遠になっていったんですけど、成人式で再会した時にあの漫画今も好き?って聞いてみたら、今も単行本買ってるよって言ってて、自分はその漫画からは離れてしまっていたのでおおおおすげぇってなりましたね。さすがだな。

その後は完全にオリジナルの漫画を描いたりもしてて、クラスの中でそんなに仲良いわけでもないジャイアンみたいなガキ大将タイプの人にも珍しく話しかけられて、完成したら読ませてくれってからかっている訳でもない表情で言ってくれて。あれも嬉しかったな。結局完成できなくて読んでもらわなかったけど。


すっかり忘れてたのに、最近になってその頃のことを思い出しました。そして今だからこそ、なんか忘れたくないなと思ったのでここに残します。ずいぶん前の事だけど、その頃もらった言葉なんかが今の自分をどっかで支えていて、救われてんだなって思いました。

ほんと、嬉しかったです。その同級生達がこの日記を読むことは絶対ありえないけど、だからこそ言っておきたい。あの時はありがとうございます。

なんか知らんけど自分は今も絵を描いてます。