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背中を見て



ある映画を見て。

帰りの電車を待っている中、このnoteを書き始めて。


雨音をBGMに、その映画のサントラを聴く。


映画を見る1か月前からずっと聞いていたそのサントラは、今はもう「音楽」だけではなくて、たくさんのシーンと一緒に耳に入っていく。





まだ聴き始めて少ししか経ってないけど、haruka nakamuraさんの音楽はすごく柔らかい。


この世の全ての負の感情を、ひとつも残らず浄化してくれるんじゃないかと思うぐらい、優しい。


初めてこのサントラ聞いた時は、haruka nakamuraさんらしい音だなと思っただけでした。




公開してから時間が経つにつれて、周りで見た人が増えていくにつれて、なんだか見なくちゃいけないような気持ちになってきて、ついに。





見てきました。

ほんとにすごく良かったです。



今まで見た映画と決定的に違うところは、上映時間が1時間ということ。



そして、先ほどから書いている通り、音楽は最近ずっと聞いてる音楽家のharuka nakamuraさん。


ここ最近見に行った映画の中でも、1番見る前の期待感が大きくて、とても楽しみな映画でした。







誰かと一緒に目標に向けて頑張ったことがある人、頑張っている人。

苦労しながらも好きなことを続けている人、続けていたけど辞めてしまった人。

時間を巻き戻したいと思うくらい、今の人生に後悔してる人。


そんな方たちに、すごく刺さるんじゃないかなぁって思いました。




誰かと目標に向かって頑張ることが、どれだけ貴重で尊い時間か、ということ。


どんな困難よりも、好きなことを続けていくことがこの世で一番難しいこと。


例えばあの時に戻れたとして、納得のいく選択をしたとしても。

巡り巡って、結局あなたは今と同じ人生を歩むことになるということ。




私は「ルックバック」から、改めてそんなことを感じました。






「マンガなんて描いたって何にもならないのに」




私はこのセリフが1番心に刺さりました。



あのシーンでこのセリフが出てきてしまったことで、よりこのセリフの悲しさが際立っていたような気がして。




良かったなぁ。




悲しいシーンも嬉しいシーンも、haruka nakamuraさんの優しい音が入り込んできて。






優しかったなぁ。





お気に入りの映画がまたひとつ、増えました。



aS

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