あーばいんの「この馬来るんじゃなかろうか」:2024年マイルチャンピオンシップ編
先週のエリザベス女王杯は「もうなんも分からん! 騎手から買う!」とやった結果パーフェクト勝ちだったわけですが、個人的には「うーん、これ他にどういう方法で買えたんだ…?」と納得がいってない感じです。まぁ納得いかなくてもレース結果はこう出ている訳で、エリザベス女王杯はこういうレースと割り切るのがいいかもしれません。
で、今週は一転、豪華メンバーが揃うことになったマイルチャンピオンシップです。欧州からもGI3勝馬、今年の欧州マイルチャンピオンであるチャリンが参戦。レース名に相応しいメンバーになったかと思います。
マイルCSのポイントとしては、馬場が荒れてきた京都競馬場というのがポイントになるのかなと。今日のメインだったアンドロメダSでも上がり最速は34.4。長期の開催と雨の影響で結構掘れてきてるのかなぁという感じです。
他のレースを見ても傾向は同じような感じ。枠順は内枠でも何とかなってしまう、脚質も差しが決まらないこともないという感じですが、この比較的タフな馬場への対応力というのは念頭に置いておきたい感じです。
てーか去年も秋の京都はどんどん時間の掛かる馬場になっていってた記憶が。これはもうそういう傾向なんですかねぇ。
まずは予想印から。
◎ナミュール
○ソウルラッシュ
▲チャリン
△オオバンブルマイ
△ブレイディヴェーグ
△アルナシーム
△レイベリング
△ウインマーベル
△エルトンバローズ
今回は久々に印が多くなりました。
本命はナミュールです。
昨年のマイルチャンピオンシップ覇者、今年も安田記念でロマンチックウォリアーの2着に来るあたり、実力は十分でしょう。昨年覇者という点は馬場への適正も保証してくれます。Cデムーロへの乗り代わりというのも好材料。
対抗はソウルラッシュ。各所で「この馬G1勝ってなかったの?」と言われる馬ですが私も同意見です。稍重のマイラーズCを勝ってるあたり馬場適正は大丈夫ですし、それが京都だったというのも魅力。
単穴はチャリン。マイル戦での実力は言うまでもありません。春に続いて秋のマイルG1も海外馬に持っていかれるんじゃなかろうか。父Dark Angelは欧州の種牡馬にしては日本適正がある馬なので、まして時間のかかる馬場とあればプラスにしか働かない気がします。
連下はオオバンブルマイ、ブレイディヴェーグ、アルナシーム、レイベリング、ウインマーベル、エルトンバローズをチョイス。
オオバンブルマイは鞍上武豊でマイル重賞勝ち鞍あり、となればこの舞台では買わないわけにはいきません。ただここ最近の成績がぴりっとしないのが気になるところ。
ブレイディヴェーグは昨年エリ女覇者、前走府中牝馬Sも勝っています。そらまぁ一番人気なるわという話なんですが、内枠がどうかという話がでているのと、もう少し長い距離の方がいいのではという気がするのが割り引きポイント。まぁマイルは走ったことがないだけなので、結果あっさり勝ちましたという可能性もあるのですが。
アルナシームは今年夏の異様に時間のかかった中京記念(小倉開催)を勝ったという点で選出。藤岡騎手に乗り代わりというの、去年のナミュールを思い出させますね。
レイベリングも似た理由。父フランケルというのは日本競馬では正直アウトサイダーで、それが故に重賞勝ちはないのですが、前走の信越Sが新潟にしては異様に時計のかかる馬場だったというのが気になりました。
ウインマーベルはちょっと穴として狙っている馬。重馬場の阪急杯を勝ってるあたり時計のかかる馬場への適正は大丈夫そう。先行して勝つ馬というのも良いですね。1600勝ち鞍はありませんが、単純に出てないだけなので、こちらも出てみたらあっさり勝ちました、という可能性が。
エルトンバローズは昨今このレースと相性のよい毎日王冠2着。その前は上でも書いた中京記念(小倉開催)で同じく2着。実は単に1800が適正距離というだけなのでは説もありますが、昨年のマイルCSでも4着に来てるあたり上位に食い込んでもおかしくはないと思います。
というのを踏まえて、買い目はこちら。
レイベリングだけ別になってるのは、忘れてるのに気づいたので買い足したからです。
潔く、かつガミの可能性を低くしたいのであれば、ナミュールから馬連流しの8点とかにするのが良いかなと思いますが、私はいつも通りで行きます。