フジロック予習その12 ~Bruno Major~
今年のフジロックの新旧男性SSWの充実度よ。
それが時代の流れかもしれないけど、Tom mischやCory Wongの新時代SSWから、Rufus WainwrightやJackson Browneにあたりの往年の人達まで一同に介するフェスは海外見ても中々ないよなぁ、と。
その新時代SSWの一人として、Bruno Majorも特筆すべき一人かと。
彼もまたデビューアルバムリリース前からSNSでは注目を浴びており、spotifyでは彼のシングルがプレイリフトにピックアップされるなど、知らない内に徐々に名を広めていった。
彼の特徴はそのスウィートな歌声かと。Tom mischやダニエル・シーザー等と並べられるネオソウル/R&Bではあるが、彼のスウィートで落ち着いた歌声が他と一線を画している印象。
無理のない優しい裏声の使い方がアウスゲイルを彷彿とさせる。落ち着いた歌い方がバックのサウンドをもそう感じさせてしまいそう。
本当なら3月12日に東京で来日公演を行う予定だったけど、コロナウィルスの影響で延期に。その時のBruno Major側からの謝罪アナウンスが、とても日本に寄り添っており、なんかちょっと胸が熱くなった。(多分、他のアーティストはイベンター側からだけのアナウンスが多かった中で余計に)
彼も2年半かけていたワールドツアーを途中で断念する断腸の思いだったんだろうと。
3月の単独来日公演の延期のリベンジを是非ともフジロックで果たして欲しい。
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