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フジロック予習その6 ~Altin Gun~

ここ数年のフジロックは地中海周辺のアーティストが毎年のように出演している。その懐の深さは、流石と言わんばかりですが、今年もトルコからのエキゾチックなサウンドがやってきます。

ターキッシュサイケデリアなるエキゾチックでどこか懐かしさも感じる異国情緒なジャンルは、トルコ国内で60~70年代に人気を博したジャンルの一つ。それが今、リバイヴァルという流れと、早耳の海外のアーティストやプロデューサーに見いだされて急速に人気が広がっている。

Altin Gunもその一つで、男女トルコ人のツインボーカルにオランダ人のバックバンドによって、ターキッシュサイケデリアを今現代に新たに甦らせている。

ハルクと呼ばれるトルコの伝統民謡がベースに国外からのサイケ・フォーク・ロックの融合し昇華されたのがターキッシュ・サイケデリアという流れか。
トルコ国内のハルク歌手の曲を聞いてみるとまた、独特でエキゾチック。トルコ民族楽器のサズの音色がより中東色を表してる。

気になってトルコのポップスとか聞いてみると、ホント、アジア・中東・西洋の音楽が現代的にミックスされたゾクゾクするサウンド。

シルクロードを渡り欧州との入口となっていたトルコには、音楽の複雑怪奇なジャンルとなりつつ、それがまた面白く、新たなサウンドとして興味を持たざるおえなくなるなぁ。

この辺りのアーティストが出演し始めたきっかけはきっとイスラエルのJack Johnsonこと、Boom Pamが出演したからなのかなーと勝手に推測。去年もboom pamの別名義的バンド、Ouzo Bazookaが出演してたしね。

シルクロードを渡りやってくるAltin Gun、フジでは色々なステージに出演しそう。前夜祭は間違いなく出そう(勝手な予想)。

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