フジロック予習その15 ~Jackson Browne~
フジロックは世代間が無くなる場なんだと思う事がしばしば。
特にヘブンとかに出てるアーティストなんかは若い人達が初めて聞いたり見たりするので、そこでの新たな刺激が自身の音楽の幅を広めるきっかけとなったり。
そういう所でも、今回、Jackson Browneがフジロックに出演するというのは、ある世代には「待ってました」と言わんばかり。若い世代にはぜひ知って欲しい機会。
私みたいな若輩者がJackson Browneを紹介するというのが、往年のファンの人達に恐れ多いのですが、少しでも彼の良さが伝わればと思い。。
なんとなく名前だけは聞いた事あるかな、という若い世代の人達も多いかと思いますが、何処かで彼の楽曲は一度や二度は聞いているばす。映画であったり、ラジオであったり。
私のイメージは、もう週末の昼過ぎのFMラジオで流れてたイメージです(笑)(何となく何処の局か分かりそうだが)
72年にデビューし、これまでにコンスタントにアルバムやシングルはリリースし続けています。未だ全然現役。
しかも70~80年代は次々とヒットソングをリリースし、70年代最高の詩人と評価されるまでも。
一方でイーグルスの「Take it easy」のソングライティングを行うなど、彼の楽曲が色んなアーティストによって歌われてきた。(苗場で是非、Take it easy聞きたいなぁ)
当時、ロック最盛期の時にSSWとして高い評価と人気を得て、その活動は今にまで途絶える事なく続いている。
04年にはロック殿堂入り、07年にはソングライターの殿堂入りも果たし、まさに生き字引的存在。
繊細でありながら穏やかな時間が流れるエバーグリーンな彼の楽曲。その彼の優しさがソングライティングにも滲み出てる。
時代によっては割りとロックよりなアルバムもありますが、印象としては落ち着いて聞いてられるのが彼の印象。
もうヘブンの夕方からゆったり聞きたいよ。
来日公演は何度も行われている中で以外や以外、フジロックは初出演。その来日公演に何度もあしを運ばせた多くの人達もフジロックの出演に喜びを隠せないでいるでしょう。
実は3月に新型コロナウィルスに感染(幸い軽症で今は回復済み)し、自身より公表。新型コロナウィルスへの危険性と自粛の呼び掛けも強く行っている。
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/86336
自身の誕生日である10月9日にニューアルバムもリリース予定。そのアルバムに収録される本日リリースされた新曲は、脱プラスチックを目指す支援団体、プラスチック汚染連合のメンバーでもある彼が、そのドキュメンタリー番組に充てた曲となっている。
https://music.apple.com/jp/album/downhill-from-everywhere-radio-edit/1507134187?i=1507134188
70歳過ぎてもまだまた精力的。新型コロナなんかにも負けないパワーがまだまたあるもんだ。
そして歌声も老け込んだ感じもなくヨレていない。今のアルバムを聞いても40年前と変わらないんじゃないかという位に。
という、この生き字引的な彼を拝めるのもあと何回か...(むっちゃ失礼)。
聞きにくそうな部分もあるかと思うんです。知らない曲も多いと思いますし。持ち曲多い上に、ライブも演目大きく変えてきたり、お客さんからリクエストに応えたりと。
でも、何か聞き馴染みあると思うんですよね。それはきっと、彼のソングライティングがアメリカのアーティストや日本のアーティストにも影響を受けていて、その楽曲の構成や雰囲気みたいなものって、どことなーく一致する部分があると思うんですよ。だから、ライブ見てたら以外と聞き続けちゃう人もいるんじゃないかと思います。是非、一度ライブを。
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