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4桁万円溶かして気づいた最良の投資

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令和6年4月6日 今日もクルクル通信2056号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「知ってます?、商社ってオイシイですよね。仕事はラクで給料がイイ。海外駐在もできる。一方で、 コンサルは給料は同じぐらいもらえますけど、今だに深夜まで働くブラック気質が残っているらしいですよね。さすがにそこはムリ。だから商社を志望しているんですよね」

志望動機を聞くと、こんな話をする学生がいるらしい。先日、某大手商社に務める友人から聞きました。
さすがに、彼自身もその話を聞いた時はビビったそうですが、サンプルが1と言うわけでもないらしいです。

本気で言っているのか?単なる"記念受験"で、これを機会に妬みをぶちまけたいだけなのか?分かりません。

もちろん、この話を聞いて、「最近の学生は舐めた奴が多い」なんて言うつもりはさらさらありません。「過度の一般化」でしかないですし、めちゃめちゃ優秀な学生がいることも知っていますから。

でも、誰だってラクがしたい。人間は怠け者ですからね。
実際、私もカネに目がくらんで、"ラクな儲け話"に嵌ったことがありました。月利3%。わざわざ香港までHSBCの口座を作りに行きました。(今は簡単に作れないらしいですね)
ところが、スタートしてから3年後に突然入金がなくなり、きれいさっぱり消えました。損失は4桁万円w
今でこそ、笑い話ですが、当時は笑えなかったですね。
これだけ痛い目を見たにもかかわらず、暗号資産の黎明期にも、同じく香港の甘い誘惑に負け、これまた跡形もなく消え去ったことがあります。

二回も強烈なパンチを喰らったので、それ以降は一度もこの手の世界に足を踏み入れておりません。何度も誘惑に負けそうになったことはありますがw
足を洗った代わりに、私が勤しんだ投資は自己投資。学びにオールインするようになって7年の月日が経ちました。

その二つの経験を通して分かったことは、大きく次の二つ。
一つ目は、
オイシイ話なんて存在しないということ。
もう一つは、
最も利回りの高い投資は自己投資であること。
この二つです。
いずれも、「当たり前っしょ!?」という話。自明すぎですよね。
でも、当たり前にもかかわらず、なぜ、前者ではなく、後者に勤しむ人が少ないのか?
(「お前が前者に嵌っただけ。普通、自己投資しています」ってことでしたら、それこそ、「過度の一般化」ですみません)

コツコツと地道に積み上げていくが辛気臭い。面倒くさい。何より、すぐに成果は出ない。
からなんだと思います。
一方で、前者は超絶にラク。そりゃ自己投資は人気ないわ。

でも、だとしたら、後者をし続けて行けば、チャンスがめちゃある。というか、「勝てる」とも言えますよね。だって、投資利回りが一番デカいんですから。さらに、
利回りが良い=複利が効く⇒時間が経つほど雪だるま式に成果が上がる=右肩上がりの人生となる。
と言うこと。やらない手はないハズ。

こんなことを書いていたら、非核三原則、沖縄返還でノーベル平和賞も受賞した、佐藤栄作元首相が若き日の竹下登に送ったメッセージを思い出してしまいました。
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政治家の世界は100メートル競争ではない。マラソンだ。
最初から優勝しようと思うな。
自分のペースで走れ。自分の身柄に合った早さで、自分の心臓の強さに合わせて走れ。
トップランナーは、子供の投げたバナナの皮にすべって転ぶ。
二番手と三番手は、あまりに競い合って、コーナーを曲がる時に身体がぶつかり、二人でひっくり返って、アキレス腱を切る。
四番目の走者は下痢になって、テープの100メートル前で、もれそうになってしゃがんでしまう。
そうすると、竹下君、十番目、二十番目では困るが、五番目くらいのところにぴったりつけていけば、
最後に君が勝つことになる。
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ということで、儲け話には目もくれず、今日もコツコツ積み重ねていきましょう。
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【今日のうねり】
一番利回りが高い投資は自己投資だ。
でも、なかなかできない。理由は、
コツコツと地道に積み上げていくが辛気臭い。面倒くさい。何より、すぐに成果は出ない。
から。そして、脳はラクをしたいものだから、その性質と真っ向からぶつかるものだから。
だとすれば、これができれば勝てる。
利回りが良い=複利が効く⇒時間が経つほど雪だるま式に成果が上がる=右肩上がりの人生となるから。
コツコツが最強なのだ。

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