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歩くこと、写真を撮ること、問題を解くこと。一番難しいポイントは同じ

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令和6年4月9日 今日もクルクル通信2059号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ドラゴンボールに『精神と時の部屋』が登場します。ご存知の方も多いと思いますが、一応復習をしておくと、次のような特徴があります。
①1日で地球の1年分の時間が過ごせる
②重力は地球の10倍
③空気は地上の1/10の薄さ
④気温も50℃~マイナス40℃
⑤神殿以外は、真っ白で何もない空間。広さは地球と同じ

いずれも過酷すぎる条件ですが、「こんな修行部屋があったら良いですよね!」なんて、ストイックな話をしたいわけではありません。
てか、幼い頃の悟空も気が狂いそうになったらしいので普通にムリw

ただ、もし、この部屋に入ることになったら何が一番つらいのか?を考えてみたんです。ヒマか!?
たぶん、それは、
その空間が、 真っ白で何もないことではないか?
って思ったんですよね。

だって、
右に行こうが、左に行こうが、前進しようが、後退しようが、はたまたそこに停止していようが、何をしても良い。
でも、どこに行ったらよいのか?が分からない
この状態って、めちゃツラくないですか?って思ったから。

目標となる、富士山もない。それどころか、けもの道も轍も、歩道もない。
どこに向かえば良いのか?皆目見当もつかない状態ってきつくですよね。
逆に言えば、「あそこに行こう」と目標を定めることができてしまえば、後は歩くだけ。よちよち歩きだろうが、早歩きだろうが、ジョギングだろうが、全力ダッシュであろうが、それはスピードの違いでしかない。進み続けることは誰にでもできることですから、決して難しいことでありません。

つまり、どこに行くのか?道を決めること。
これが一番大変なのではないか?ということです。しばしば、
問題は課題が発見できれば9割は終わったもの
と言われますが、これと同じとも言えそうです。
課題が分かってしまえば、後は打ち手を試していけば、いずれ解決できるものですからね。それだけに、課題の設定が一番難しい。

写真撮影でも、一番難しいのって、どの構図で撮るのか?を決めることですよね、たぶん。
それさえ決まってしまえば、後はシャッターを押すだけのハズ。
これとも同じと言えそうです。

結局、動く上で一番難しくて、重要なことはどこに向かうのか?を決めることではないでしょうか。
だとすれば、今、何がしたいのか?どの方向を進めば良いのか?を悩んでいる人がいるとしたら、焦る必要も、決断を急ぐ必要はないって思うのです。

むしろ、そこにこそ時間をかけるべき。だって、それさえ決まってしまえば、後は歩くだけなのですから。 もちろん、その道が平たんではなく、曲がりくねった『Winding Road』かもしれませんが…歩み続けていれば必ずゴールにたどり着くことができるハズ。

ということで、「こっちじゃね?やっぱり、あっちじゃね?」って自分で考え、人に聞いて、ちょっと動き出して、引き返してみてを繰り返していれば、いつかは方向が定まってくるはず。それが定まってしまえば、問題は解けたも、同じ。
慌てることなく、むしろそこに大いに時間をかけていきましょう。
『精神と時の部屋』を思い出しながら考えたのです。
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【今日のうねり】
歩くこと、写真を撮ること、問題を解くこと。
一番難しいのは、
どの道を行くのか?
どの構図で撮るのか?
課題は何か?
を定めることだ。つまり、いずれも、動き出す前が大事。そこで勝負は決まるのだ。
だから、大いに時間をかけるべきはココ。それさえ決まれば後は行動するだけなのだから。

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