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「優れる」ではなく「異なる」方が良くない?

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令和6年4月12日 今日もクルクル通信2062号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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この4月から、新しい取り組みとして、学生向けの勉強会をスタートしました。
と言っても、
月に1回をメドに母校(慶応経済)の3&4年生と一緒に「あーだこーだ」ざっくばらんに会話をしていく
程度のことしかまだ決まっていないのですがw
詳細は、参加してくれる学生と詰めていければと考えています。

昨日はキックオフというか、その告知で20年ぶりに大学院棟の教室に入りました。全く勉強はしなかった私にとって、この教室の思い出は、窓から見える中庭のイチョウの木。
当時は、授業も全く分からないし、宿題もできない。それ以上に「これからの人生どうするのよ?」って迷いに迷いながら、毎日ここからイチョウの木を眺めていたんですよね。
変わらずにそこにあるイチョウが目に入ってきて、不意にそんなことが蘇りました。

それはさておき。複数人の方から参加表明を頂けたので、開催は確定。とりあえず、ホッとしつつ、第一回が今から楽しみです。またここに通えるってのは、なんだかテンションが上がります。勉強しなかったくせにw

この時期の大学4年生は就職活動真っ只中。既に複数社から内定をもらっている子もいつつ、「今週末が電通一次面接です」なんていう子もいました。是非とも頑張ってもらいたいところ。
ただ、驚いたことに、就活に取り組んでいるのは、4年生のみならず、3年生も同じってことです。

聞くところによると、今の就活は「サマーインターン」から始まっているらしい。それに参加するために、今からエントリーシートをせっせと準備するのが基本のようです。
でも、それをどう書けばよいのか?どこでインターンをしようか?という
悩みが既に始まっている子もいました。

そんな3年生の一人が発した質問が印象的だったんですよね。
「今って、情報過多な時代じゃないですか。就活サイト(たぶん、マイナビやリクナビ)に登録したら、その瞬間から山のようにメールが送られてきたんです。
でも、多すぎて、何を見ていいのか?何を信じて良いのか?が分からない。だから、何をしていいのかわからない。これってどうしたら良いんですか?」

いやー、非常に怖いですよね。コレ。まさに、
人は情報が多すぎると決めることができなくなる。
というアイエンガー教授の『ジャムの法則』そのもの。ご興味を持った方はこちら
(15年以上前に、彼女の講演を聞きに行ったことがあります。研究内容もさることながら、彼女が盲目であることにめちゃ惹かれました。「どんだけ凄いんだよ」って。英語の勉強も兼ねて、CDも購入したこともあります。)

さて、決められないと何が起こるのか?
行動をしなくなる。決めることを先送りしてしまう。そして、時間(最も希少で貴重な資源)だけがいたずらに失われてしまう。
そうなると、どう決めるのか?
時間切れ&「周りがやっているから」という右に倣え精神の発動
によってです。

例えばエントリーシートの締め切りが近づいて来て、
「あそこの会社がイイらしいよ。〇〇も××も受けるって言っているし、ここがいいんじゃね?」
みたいな。
つまり、易きに流れてしまう。横並び、みんなと同じ。気づかないうちにサイバイマンになってしまうってことなんですよね。これが一番怖いんですよね。

そんな話を聞いてしまったので、勉強会の大きなトピックとして、
「優れる」ではなく「異なる」方が良くない?
を入れようと思った次第。

だって、まだ20代前半の希望しかないにもかかわらず、自分で勝手に可能性を狭めているなんて。もったいなさ過ぎるじゃないですか。
好き勝手に生きましょうよ。本能的に生きれば良いじゃないですか。Be Freeですよ。
なんなら、
「インターンなんてマジで無駄だから、今しかできないことを全力でした方が良い」
と声高に叫びたい!!w

ということで、
学生から新しい刺激をもらいながら、できる限りお役に立てるように、自分自身をアップデートし続けていきます!
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【今日のうねり】
「優れる」ではなく「異なる」
均質化してしまったら、成果なんか上げられないのだから。
そのために大事なことは、本能に従うこと。好き勝手に生きること。
人生は自由なのだから。

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