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始める時にしかできない"終わりのデザイン"

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令和6年4月16日 今日もクルクル通信2066号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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週末は3回目のXセミナーでした。2月から始めたXですが、丸2ヶ月が経ち、当初掲げた「3ヶ月でフォロワー1000人」には程遠い状態。3月末には400手前まで行きましたが、春の"バン"キャンペーン!?のおかげで、一気に340まで後退しました。 まあ、それらがセフレ募集アカウント=意味のないフォロワーなので、別に気にしていません。とはいえ、この世界ではフォロワー数=パワー。政治家で言うところの"得票数"のようなものなので、減るのは寂しいものではあります。誰も、フォロワーの中身までは見ませんしねw

フォロワー数1000を目標に、引き続き発信をし続けていきます!
こことは異なる内容となっておりますので、もしよろしければ是非フォローしていただけると嬉しいです!

セミナー終了後、プチ打ち上げをしました。その中に、2月に独立した方がいます。彼は、某コンテンツサイトのベストセラー講師なので、既に、毎月数十万の不労収入があるそうです。
いやー、本当に素晴らしい。独立して1ヶ月後にアテにしていた売上が吹っ飛び、いきなり売上ゼロとなった私とは訳が違いますw
売上ゼロで言えば、独立1.5年後にも半年ほど経験をしましたので、だいぶ耐性があります。って、この耐性が必要なのか!?は定かではありませんが。この時は、"意志を持ってブラブラしていた!!"と、念のため補足をしておきますw

それはさておき。それでも彼は、「不安で、安眠できていない」と言います。なぜか?と言うと、その収入だけではまだ黒字にはならないから。
確かに、どんなに僅かであれ、単純に残高が減っていくのはツラいし、嫌なもの。
同じことを経験した身として、次のような質問をさせていただきました。

「例えば、いくらになったら、会社員に戻る。というラインを定めているのか?」
と。
私自身が独立する際に、この"撤退ルール"を明確にしたから。そして、それがめちゃ良かったんですよね。なぜ、そんなルールを決めたのか。
独立前に読んだ、"投資のバイブル"『マーケットの魔術師』に、
入る前にどこで出るかを決めておけ
と書いてあったから。
なぜ、これが大事なのか?
完全に客観的にものを考えられるのは、取引に入る前だけだから。
一旦取引に入ってしまうと、自分を客観的に見ることができなくなり、負けている時は決断をためらうことになりやすい。
取引に入る前に損失の限度を設定して出口を決めておくことで、厳しくリスクをコントロールし、資金管理に感情を入り込ませないことができるから。

これはビジネスも全く一緒だなって思って、明確化したんですよね。ちなみにそれは、預金残高300万円。「これを下回ったら、会社員に戻る」ということを妻に宣言して、独立しました。
独立後、いきなり危機に直面しましたが、"最終防衛ライン"が明確になったことで、攻めることができ、今に至ります。
宣言したことも良かったですね、自分の中だけだったら、いくらでも言い訳も、ルールの書き換えもできちゃいますから。

彼も、そのルールを明確にしていなかったそうなので、「早速定めて、家族にアナウンスする」と言っていました。

独立や投資だけではなく、どんなことであれ、新しいことを始める時は、この「入る前にどこで出るかを決めておけ」という言葉を思い出すことは有益です。
はじめたら、熱くなってしまうのが人間。そこにエネルギーを投下すればするほど、「まだなんとかなる。きっと挽回できるはず」と、希望的観測が湧き上がって来る。一方で、「ここまでエネルギーを使ったんだから」という「サンクコストの罠」にも自ら都合よくハマり行っちゃうものだから。
こんな状態に突入したら、撤退なんてできない。ドロ沼化が確定しちゃいますからね。

何かを始める時は、終わりも予めセットしておく。これを基本パッケージにしておきましょう。
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【今日のうねり】
どんなことであれ、新しいことを始める時は、「入る前にどこで出るかを決めておくこと」が大事だ。
はじめたら、熱くなってしまうのが人間。そこにエネルギーを投下すればするほど、「まだなんとかなる。きっと挽回できるはず」と、希望的観測が湧き上がって来る。一方で、「ここまでエネルギーを使ったんだから」という「サンクコストの罠」にも自ら都合よくハマり行っちゃうものだから。

冷静な判断は下せるときに下すのだ。

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