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それって本当にしたいことですか?

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令和6年4月4日 今日もクルクル通信2054号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「どうしたら、この仕事をやらせてもらえるかな?」
今後の目標設定をする打ち合わせをしているときに、クライアントがボソッとつぶやきました。
「と、仰るってことは、この仕事を提案した場合、あなた以外の人に任せる可能性がある。候補者が別に出てくる可能性がということですか?」
「いや、そういうわけじゃないんですけれども、何となく自信がなくて…」

「なるほど、理解しました。もうこの段階で負けていませんか?言葉の使い方が違いますよ。
どうしたらやらせてもらえるか?
ではなく、
どうしたらやってくれ!
って言われるか?回すべき問いはこっちじゃありませんか。違いません?
明確な対抗馬のイメージがないんだったら、その言葉遣いをやめましょうよ。
もし、上司の立場になって考えた場合、他の候補者がありうるとするならば、どうしたら彼ではなく私になるようにするか?評価基準を洗い出して、ストーリーを考えましょうよ。
それもない。あるいはせずにして、気持ちが引いてしまうくらいだったら、「やりたい!」って思っていない
ってことじゃないですか。
何を押してでもやりたい!
だったら、それが出てくるまで昼寝でもして待ちましょう」

やや僭越なことを申し上げましたが、甚く納得頂くことができました。

さて、
「どうしたらやらせてもらえるか?」

「どうしたらやってくれって言われるか?」って、表現的にはわずかしか差がないですが、全くの別物。
でも、こうした些細な言葉使いの違いによって、人の行動って大きく変わってしまうんですよね。

営業で言えば、
「どうしたら買ってもらえるか?」

「どうしたら売ってって言われるか?」
の違いです。
でも、こういう問いを回すからこそ、
そんな商品を作らねば!と思うようになる。思うようになるから実際に作ることができる。
あるいは、「どうしたらやってくれって言われるか?」と問うから真剣にその状態を作るにはどうしたらよいか?って考える。
もし、そこにギャップがあるとしたら、どうしたらそれを埋めることができるのか?を真剣に問うし、そこを実際に埋めるべく行動するようになるんですよね。

一言で言えば、頑張るようになる。
頑張るからこそ、良い成果もあげることができる可能性が高まる。
逆に言えば、そこまでの覚悟がないなら、成果は上げられない。つまり会社のためにならない。であるならば、それこそ別の方に任せた方が良いですよね。
「やりたい」ってことは、こう言うことなのではないでしょうか。そこまで思えないのだったら、ネットフリックスを観たり、映画館にいったり、睡眠をとりまくるとか、うまいもの三昧をするとか。
別のことをした方が間違いなく良いと思うんですよね。

僅かな言葉の使い方が人生を決めてしまいます。

言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
性格が変われば、運命が変わる。

という老子の言葉もありますしね。

どうせあれば、"極端な言葉"を使っていきましょう。極端であればあるほど、自分が掻き立てられ、得たいものが得られるようになりますから。
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【今日のうねり】
言葉の使い方が人生を決める。
だからこそ、一つ一つの言葉にセンシティブになった方が良い。
自分に投げかける言葉であれば、極端な方が良い。極端であればあるほど、自分が掻き立てられ、得たいものが得られるようになるから。

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