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"急所"あるいは"レバレッジポイント"

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令和6年6月4日 今日もクルクル通信2115号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「どうしたんですか??ずいぶんよくなっているじゃないですか!」
先週のピラティスで先生から初めて褒められました。月2回のピラティスに通い始めて4ヶ月。やっと"日々の成果"ができたのかもしれません。

褒められ慣れていない私は、ちょっと嬉しそうな表情をしていたんでしょうね。ソッコーで、「大丈夫、全然まだまだ。普通にもなっていないですから!」としっかり落としてもらい、すぐに通常モードに戻りました。

圧倒的な劣等生だった分、ちょっと良くなっただけで、目立っただけの話ですから。

とは言え、先生からも「何をしていたのか?」と問われました。
していたことはただ一つ。
どんなメニューでも必ず指摘される、「骨盤を立てる」ことだけ。具体的には、
・毎日朝晩ストレッチポールに乗り、レッスンと同じ呼吸メニュー行うこと
・日常生活でも仕事をしている時、歯磨き、信号待ち、散歩の最中などなど、ふとした瞬間にも"意識付け"を行うこと

この二つです。「ケツから腰にかけてなでる」これが自分に対する「骨盤を立てなさい」という指示=意識付けです。
骨盤が立つと、ケツが上がって来るので、自然とケツ筋も締まってきます。

これの効果が出たということでしょう。

アレコレ手を出すのではなく、"最も重要と思われる部分"に注力すること。物事を習得していくうえではこれが一番大事です。言い方を変えれば、"急所"あるいは、"レバレッジポイント"をしっかり抑えることです。
初心者が同時にいくつもこなせるわけがありませんからね。一つ一つを丁寧に行うことが正解。人間の脳は「マルチタスクに不向き」というのが科学的に証明もされているようですしね。

聖徳太子は、同時に7人だか、10人の話を聞けたという逸話がありますが、
そんなことをできるのは、彼のような賢人だけ。凡人は、一つのことに集中していくしかないのです。

これは、もちろん、ピラティスだけではなく、仕事でも変わりません。
闇雲にアレコレと手を出したり、とにかく動くよりも、"急所"はどこにあるのか?まずはそれを見定める意識を持つことが大事です。仮に、それが見誤ったものであったとしても、問題ありません。次に行けば良いだけの話ですし、繰り返していれば必ず、それを見つけることができるわけですから。逆に言えば、その意識を持たずして、全リソースを投入し続けることは「骨折り損のくたびれ儲け」「労多くして功少なし」。もったいない限り。全力で避けたいところです。

次の4ヶ月も、これをベースに、他の"意識付け"も投入していき、姿勢改善に取り組んでいきます。

腰回りをやたらに触っている奴がいたら、私の可能性が高いですので、是非お声がけ下さい!w
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【今日のうねり】
物事を習得する上で大事なことは、まずは、、"急所"あるいは、"レバレッジポイント"を見つけること。
ここにエネルギーを投下するから、最大の成果を上げることができるのだから。
アレコレ手を出したり、闇雲に動くことよりも、これに労力を投下することが、結果的に最短で成果を上げることにも繋がる。
そもそも、凡人は、同時に複数のことに手を出すこともできないのだから。

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