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元気を出して

竹内まりやさん。

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"涙など見せない 強気なあなたを
 そんなに悲しませた人は 誰なの?
 終わりを告げた恋に すがるのはやめにして
 ふりだしから また始めればいい
 幸せになりたい気持ちがあるなら 明日を見つけることは とても簡単"
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以前「完成と未完成」というテーマでなにかを終わらせることについて触れたことがある。
記憶に新しいものでは、"平成から令和" "イチローの引退" "安室奈美恵の引退" など、終わるもの・終わらせたもの・終わらせたように私が認識したもの がある。

イチローさんや宮里藍さんの引退など、スポーツ選手の引退には人々の心を動かす名シーンが多い。人が終わりを感じるものに惹かれるのは、自身の人生における終わりのシーンが稀有なことから生まれる感情ではなかろうか。

桜吹雪、夏の終わり、卒業、定年退職、そして人の死。
望んだか望んでいないかではなく、その終わるときに人が感情を動かされるものには自身の場面を重ね這わせるストーリーが存在することなのだろう。

なにかを始めることによって終わるものではなく、終わらせることによってふりだしからまた始められる。そこには人の心に褪せることなく残り続ける色や物語があるのかもしれない。

...to be continue

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