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年齢が問題なのではない、 ○○がなくなっていることが問題なのだ、の巻。

その日、私はプールで泳いだ後、いつものように
ジャクジーに漬かっていた。

隣の女性二人の会話にくぎ付けになり、
長くジャクジーに滞留していた。
皮膚がふやけそうになりながら、耳を傾ける私。

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村人A:「あの人の胃袋、掴まなきゃ!」

村人B:「だよね。」
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村人Aは、誰か狙っている男子がいるようだ。
ちなみに、渡辺直美さんぐらいの巨漢の女子、だった。
彼女は、40代中盤だろうか。
見るからに「肉食系女子」だった。

誰でも人に好かれたら、嫌な思いはしないだろう。
しかし、こんな巨漢の女子に
【ブルトーザーのような猛アタックをされたら】
草食系じゃなくても、腰がひける。

ブルトーザー系女子にひるまない男子。
私が知る限り、
「メキシコ人」プロレスラー ぐらいだ。

いや、身体のことだけではない。
彼女の会話を聴いていて、なんだか威圧感を感じ、
圧倒される。

これは何だろうか?

渡辺直美を好きな男子もいる。
問題は、体形ではないし、年齢でもない。

彼女は、人の話を聴かない。
自分が、雄弁に物事を語ってしまう。
自分のストーリーに気持ちよくなってしまう系、だ。

この巨漢なら、美味しいものを知っているだろう。
でも、
普通の男子は、
「美食の蘊蓄を語られて、嬉しいだろうか」
「ワインを語られて、嬉しいだろうか」

と考えられる想像力があるか、だ。

普通の男子が、なぜ若い女子を選ぶのか。
年齢ではなく、
【素直な、かわいいリアクションで話を聴いて欲しい】

自分の優越感を感じる時間が欲しい。
と、推測している。

「へ~。すご~い。○○さん、何でも知ってるんですね♡」
「へ~。勉強になりました♡」
「美味しいところを教えてくれて、ありがとうございます♡」

って言えるかい?村人Aよ。

村人Aよ。
体形のことは言うまい。
世の中には、直美が好きな人もいる。

ただ、私が知る限り、
男子は、人の話を素直に聞いてくれる女子が好き。

残念ながら、女性が年齢とともに失うのは肌の張りだけ、ではない。
ピュアに喜ぶ、ところだと思う。

高校の時、おっかない理科の先生が、
元素記号の覚え方は
【お題目のように唱えろ】と言っていた。

お題目を唱えるように、発声練習をしよう。
「へ~。すご~い。○○さん、何でも知ってるんですね♡」

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