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自作PCでAI固め(1)

ノートパソコンが起動しなくなりました。
せっかくの機会なのでローカル環境でのAI固めをやるために自作PCに挑戦してみようと思います。

パーツ選び

将来的には音声AIや動画制作にも手を出してみたいのですが、未来のことを見据えて色々と欲張るとキリがないので、Stable Diffusion(以下、SD)+簡単な学習を前提としてパーツを選んでいきます。

・CPU
SDにはCPUはさほど必要ないと一般に言われています。なので価格コムで売れてるコスパの良い安いCPUを使えば大丈夫だと思います、多分。
投稿日(2023.9.10)時点だとRyzen7 5700Xが26,000円、Ryzen5 5600Gが17,000円となっており、これらが高コスパなようです。
コスパ最強を目指すなら前者が良さそうですが、ただし5700Xは内蔵グラフィックがなく、グラボから映像出力をする必要があります。
僕はグラボにはAIに専念してもらいたいので、内蔵グラフィック付きの5600Gの方を買うことにしようと思います。安いし。

・GPU
SDはVRAMが命。というわけで最低でもVRAM12GBは欲しい。
しかも今回はローカルでも学習回したいので、16GBないとちょっと話しにならないです。Googlecolabのリソース使用状態見ても、VRAM12GBだとエラーが頻繁しそうです。
そしてSDはNVIDIAのグラボじゃないと生成がかなり遅いようなので、候補は以下の4つに絞れます。

RTX3090(24GB)
RTX4090(24GB)
RTX4080(16GB)
RTX4060ti(16GB)

最強を目指すなら4090や3090ですが、あまりにも現実離れしている価格です。そしてVRAM24GB必要な場面は滅多になさそうなことも踏まえると、16GBで選ぶのが現実的と思います(VRAMが大量に必要な学習はGooglecolabのA100で回せば良いというのもあります)。
そうなると候補は4080(16GB)か4060ti(16GB)になりますが、4080の価格も割りと狂ってるので、7万円くらいで買える4060ti(16GB)一択になります。学習一切やらないなら3060(12GB)がコスパ最強かな。

・マザーボード
CPUをRyzen5 5600Gにしたので、それに対応したマザーボードにする必要があります。
少し調べたところ、A520、B550、X570の三種類があるようです。A520がローエンドでX570がハイエンドのよう。
A520が安いですがB550をオススメされてる場合が多いので、B550から選ぼうかなと思います。約12,000円のASRock B550M Pro4辺りが無難なんでしょうか。

・メモリ
16GBだと学習回すのに少し不安なので32GB(16GB×2)にしようと思います。32GBでも8000円くらいです。安くね?

・ストレージ
2TBくらい欲しいといえば欲しいですが、価格的にとりあえず1TBのを買おうと思います。価格も6000円くらいからあるようです。安くね?

・ケース
評判も良さそうなのでAmazonで売れてる5000円くらいのケースにします。Thermaltake S100 TGです。Micro ATXのケースなので、マザーボードの大きさに注意(上記したマザーボードで大丈夫そうです)。

・CPUクーラー、グリス
CPU付属のものを使います。

・電源
550wあれば十分そうですが、価格コムのランキングを参考にしつつ安いものを買おうと思います。

・OS
Windows11のパッケージ版を買います。

パーツまとめ

以上でパーツ選びは終了したので、一覧にまとめます。なお、値段は投稿日時点のAmazonの価格です。

CPU:Ryzen5 5600G(17,000円)
GPU:MSI GeForce RTX 4060 Ti 16GB(75,000円)
マザーボード:ASRock B550M Pro4(13,000円)
メモリ:CFD DDR4 3200 32GB(7,000円)
ストレージ:Crucial(クルーシャル) P3plus 1TB 3D NAND NVMe PCIe4.0 M.2 SSD(6,000円)
ケース:Thermaltake S100 TG(5,000円)
電源:玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W(8,000円)
OS:Windows11パッケージ版(16,000円)

GPUを除いた合計で72,000円です。
GPUは高すぎるので10月以降に後回しにして、今月の収入が入ったら液晶モニター等と一緒に購入しようと思います。

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