アルの木

お読みいただきありがとうございます。 詩のようなものやショートストーリーを創るのが好き…

アルの木

お読みいただきありがとうございます。 詩のようなものやショートストーリーを創るのが好きです。 noteだけで作品として公開させていただいています。 読んでいただけたらとても嬉しいです😊

マガジン

  • 《ふわふわショートストーリー》

    ちょっとかなり不思議なファンタジーばかりです。

  • 【小説】

    不思議な小説です。

最近の記事

つぎの道 【ショートストーリー】

わちしは俳人、風人(ふうひと)である。 廃人風塵(はいじんふうじん)ではない。 しかし、考え方によればそれも悪くないか。 なかなか味があるし、いかすではないか…。 …どうしよ、今から変えようかな…。 いやしかし、それはやはり、退廃的に過ぎて、わちしには荷が重いか…。 いや、しかし、あえてそういう路線でも、いや、待て…、早まって、出るもんも出ず、困っても困るが…。 本日は、我が国の景勝地のひとつを訪ねきた。 さすが、噂通りに素晴らしい眺めである。 この崖、この海、この

    • 俳句 202456

      夏の浜 流木白ばんで興深し

      • 俳句 202455

        田に映ゆる かそけき青ぞ 黄金週間 赤裸々な薔薇の棘のやさしみよ 天道虫 天のもとにて営めり

        • 石 【ショートストーリー】

          「あ、この石、なんか新幹線みたいな形してる。」 私は石である。 道にあり、佇んでもいるわけでも、いないわけでもないが、まぁ、道にある。 今、私は、小学生らしい少年の掌の上で、彼の瞳に見つめられている。 彼にとって、私はしんかんせんとやらの形に似ているらしく、そのことが彼の興味をひいたようだ。 私はしんかんせんとやらは知らない。 しかし、彼にとってはしんかんせんは好ましいものなのかもしれない。 やけに満足げに見つめてくる。 私はしんかんせんではない。 多分、そ

        つぎの道 【ショートストーリー】

        マガジン

        • 《ふわふわショートストーリー》
          8本
        • 【小説】
          3本

        記事