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【ウィーカー】

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死神派遣会社裏街支部勤務。
他殺死課の中堅死神。
元有名バイオリニスト。
生前の名はクリストファー・クレメント。
膝から下は車の事故に遭い失っており、義足や車椅子で生活していた。
演奏の腕前と、見た目の印象もあって、メディアでもてはやされる。
そのためか高慢だったが、嫉妬した同僚に殺されたため、今はとても気が弱く、か細い声でおどおどと喋る。
死体を見るのがとても苦手だが、自分に似た境遇の魂を解放するために仕事をしている。
魂を迎える際、その安らぎを祈りバイオリンでレクイエムを奏でる。
奏でている間は、人魂のような髪の五線譜に音符が流れる。
奏で終えると弓から弦の鎌を出現させ、死体から魂を切り離す。
その感覚も苦手だったりする。
一人称は『僕』、口調は『◯◯です』『◯◯しますです』等。

無題149

偉く思われそうなことを恐がる。

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義足を着けて服を直して、体を覆う髪をどけたらこんな感じ。

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更に恐がると、体を完全に髪で覆い隠してしまい、針金の王冠が乗った巨大な人魂のようになってしまう。
Equalの依頼が入ると、その状態で暫く震えたのち、渋々出向いてゆく。

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生前、足が不自由でない頃から、大型犬ほどもある大きさの白い狐を飼っていた。
狐は、猟友会が生け捕りにし競売にかけたもので、クリストファーは有無を言わせぬ高値で落札した。
狐ははじめ怯えていたが、やがて彼の良い友となる。
ピスキーと名付けられ、ニンジンのオモチャで遊ぶのが好きだった。

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死んだピスキーの霊は、実はウィーカーの髪の中にもぐっており、彼がひどく怯えるなどすると、出てきて寄り添ったり遊びに誘ったりする。
ウィーカーがEqualの仕事に出向けるのはピスキーがいてこそ。

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