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100均購入品でディスプレイ考える その① 高さ出し編

どうしたら作品を手に取ってもらえるか。ハンドメイド作品の販売会で誰もが悩んだことがあることだと思います。

お金をかければ立派な什器を用意することも出来ますが、誰もがそうできるわけではありません。

今回は初心者でも気軽に試すことが出来る、100均で購入できるアイテムを使ってディスプレイを考えてみたいと思います。

ディスプレイのポイントは“高さ”


目に留まりやすいディスプレイをつくる際のポイントのひとつは目線に入りやすくするために、ディスプレイに高さを出すこと。
せっかくなので100均で購入可能で、なおかつそのポイントを押さえることが出来るアイテムを探してみました。

●イーゼル

インテリアでは写真立てやアートボードなどと組み合わせるイーゼル。ショップロゴなどを印刷してパネルなどに貼って立てかける使い方も出来るのです。その際、参加するイベントのブースNo.を一緒に表示しておくと、買い物をするお客様にとっても便利です。
大きめのものであれば、コルクボードを併用してアクセサリーなどの展示にも活用が可能です。

●写真立て

ポストカードの見本を飾ることはもちろんですが、写真が入る部分のアクリルを外してコルクシートを貼って画鋲を付ければ小物を可愛く展示するのにも役立ちます。アクセサリー販売には、ミラーシートやミラーフィルムを貼って鏡として使用するのもおすすめです。デザインが可愛い写真立てを選べば、ブランドの世界観を演出する要素の一つとしてもお客様の視界に入ります。また、ガラスではないので運搬時も安心で、展示台から落下した際も割れずに、お客様が手に取って確認するのにも手軽に扱ってもらうことが出来ます。

●ディッシュスタンド

ポストカードやフラットポーチなどの平たいものは平置きにすると量が置けません。そんな時は折りたたみのディッシュスタンドが省スペースかつ高さが出るのでオススメです。見本だけ平置きにして、柄違いや在庫をディッシュスタンドに立てかけるとお客様も探しやすくなります。

●アクリル製のディスプレイスタンド

推し活の流行で、フィギュアなどを飾るためのディスプレイスタンドが100均でも気軽に購入出来るようになりました。インテリア小物や細工の販売の際はそんなディスプレイスタンドを使ってみましょう。高さ出しが出来る上に、アクリル製のため作品の色味を邪魔しません。

●名刺スタンド・カタログスタンド

ショップカードや告知用のチラシも平置きをするよりも立たせた方が目に留まりやすくなります。ビジネス展示会や小売店などの什器としても販売している名刺スタンドやカタログスタンドは、100均でも販売している場合が多いアイテムです。カタログスタンドは大きいサイズだけでなく、はがきサイズもあったりするのでそれに合わせはがきサイズで販売サイトなどの告知用チラシを用意してもいいかと思います。

さいごに
100均購入品で考えるハンドメイド即売会でのディスプレイ、いかがだったでしょうか。
普段何気なく買い物をしていた100均には工夫すれば素敵なディスプレイ用の什器として使うことが出来るアイテムが多数販売していました。
目に留まりやすいポイントも押さえつつ、素敵なディスプレイを予算の範囲で考えるヒントになれば幸いです。