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2022年6月の日記 -駐-

 6月初週は先月末に引き続き北九州近辺をうろちょろしていました。門司港から関門海峡を渡り山口県、巌流島へ。

巌流島の桟橋

 巌流島って下関と北九州の間にある島だって知ってました?私はここに来るまで知らなかった。そして今でも下関の唐戸市場からの観光船に乗って10分くらいで上陸できるんだって。へ~~。

巌流島の銅像


 画面向かって左側がたぶん佐々木小次郎…刀の持ち方独特すぎない?
 乗ってきた観光船に乗って唐戸市場へ。ここでは魚屋さんが店先にお寿司を並べていて、1貫ずつ注文してすぐに食べることができる!

 市場のすぐ目の前がデッキになっていて、みんなここで買ったお寿司食べるんすね。

昼間から寿司ビール

 のどぐろのお寿司って人生で初めて食べたんだけど、めちゃくちゃ美味いなコレ…。白身の魚なのでタンパクなのかなと思いきや、食感はどちらかというとトロに近くて、旨味が絶えず溢れてくるような味でした。こんなに美味いんだ…知らなかった。1貫400円するだけあるわ。

 その後家に帰り、菖蒲の花を見るなどしていよいよ現場駐在が始まった。


 駐在で重要なのはやはり宿泊先です。今回は最初の一週間が旅館暮らし、その後前任者が使っていた部屋にそのまま引き継ぐ形で入居することになりました。

 前任者もその前の前任者から引き継ぐ形で入居したようで、もはや誰の持ち物か分からない遺留物に囲まれての生活になります。
 

 ハンガー大量にあるんですけどォ!調味料や洗剤なんかも使いかけのものをそのまま流用することにしたのですが、部屋の古さもあいまって何か不潔と言うか、イヤだな…という抵抗感が拭えないワケで。
 ところが3日もすれば慣れるもんで、すぐに「自分の部屋だな~」という意識が芽生えて特に違和感なく暮らせています。住めば都だね!だから大丈夫だろと他人にも同じことを求めるわけにはいかないけど!備え付けの冷蔵庫が小さいことや棚の類が無くてモノの置き場が無くて不便だったりしますが、その辺は今後揃えていこう。

 せっかくなので休日には近隣の森林公園を散策したのですが、歩けば歩くほど山道になっていき、更にはクマ出没をほのめかす看板が出てきてビビりました。
 

横のペール缶には何も入っていない

 ヤバ、何も考えずに一人で手ぶらで来ちゃったけど大丈夫なの?ここに来るまで誰にも会わなかったのでいまこの山道を歩いているのは俺しかいない。そう考えたらここで熊がマジで出てきたらヤられるわ。
怖ええー!
 一人で歩いているときに身の危険を感じるのがこんなに怖いとは思わなかった。もしかしたら暴漢に襲われる女性もこんな気持ちなのかもしれない。これまでだいぶ脳天気に生きてきたことを実感し、さっさと山を降りようと歩いていたら道を間違えて引き返したときにうわ何かいまそのこの茂みでガサガサッって音がしたうわーーーー怖えーーーーー!!!姿は見えず熊なのか鹿なのか狸なのかわかんないけど奥の方へ逃げて行ったようだ。今度来るときは鈴を買ってこよう。

 仕事の方はいよいよ来月から本格始動といったところ。お気楽にしていられるのもこれまでだ。


えみりんと門司港でニアミスしてた話しおわり。

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