福利厚生100%

2020年がこんな未曽有の一年になるとは果たして誰が予想できただろうか。本来は新しい命が芽吹き祝福して恵みのある年になるはずが、何もできずどこにも行けずはや神無月、未来から見て一番若い今この時をただ無為に消耗しているだけになっています。
いやーさすがにそろそろ遠出とかもしたいわー。でもなー大人だけならまだしも小さい子ども連れて何かあったら取り返しがつかないからなー
どうなったらOKという指標もないけど、今のところはまだおとなしくしてるしかないなーというこの現状・・・
それなのにさぁ！やれGo Toだ やれえきねっと得だ値だでめちゃくちゃオトクに遊び回る人もいてさぁ！なんだよそれ、おとなしくしてる方が損してるみたいじゃないか！
と憤りたくもなりますよ、ホント。

中でも今の会社は、福利厚生の一環でwelboxというパッケージを採用しているのですが、これがデフォルトで宿泊施設の利用料を年36000円分補助してくれるという優待制度なんですよね。
だーかーらー、使えねーんだっつーーのー！！！
これまでこの制度をよく知らないで、ろくに消費することもできてはいなかったのは事実。ただなんか最近ちょいちょい連休にwelbox使って旅行いってきましたみたいな話を聞いて、いいなー羨ましいなーそれに比べて俺はなー…という劣等感と、時間を浪費している焦燥感に駆られる日々です。

ただこのwelbox、よーくよく調べてみると今年からカフェテリアポイント制度というのを採用していて、前述の36000円まで以下の補助対象費用を清算すれば現金で給与に加算してくれるみたいです。

・人間ドック
・予防接種(健保補助超過分)
・健康用品・スポーツ用品購入費用
・スポーツ施設利用料
・育児用品購入・レンタル費用
・子供教育費補助
・各種スクール・通信教育費用
・資格取得・受験費用
・書籍(娯楽誌除く)等購入費用
・宿泊費用(宿泊日と同一の食事代と駐車場代)
・映画館・美術館・博物館・展示会の入館料
・スポーツ観戦入場料
・レジャー(遊園地・テーマパーク・温浴施設・スキー場)利用料
・マッサージ・ヨガスタジオ利用料
・リフォーム工事費用
・引越費用
・提携ガソリンスタンドのガソリン代

もしかして結構使えるんじゃない・・・？
清算方法も領収書の宛名を自分の本名にして↑の品目名を書いて、携帯で写真撮って送るだけという、一見するとガバガバっぽい感じだけどどうなんだろ。やってみたら結構シビアに「これは認められません」とかってはじかれたりするものなんだろうか。

ということでやってみた。まずは大きな金額というところでガソリン代を清算できるか試してみた。普段はENEOSでしか入れないのですが、提携先に無いため普段は使わないスタンドで入れるハメに・・・

welboxのサイトの中の「燃料油費用補助」を選択して

レシートに本名を書いて写真をアップロードする。

これで申請は完了。うまくいけばガソリン代全額の5036円分がポイント清算できるかも・・・

～数日後～

承認されたァ！！へーー！すげーーー！！
これまでwelboxのサイト内で宿泊代の補助にしか使えないと思ってたけどこんなTポイントみたいな使い方できるのかよ！なんだよ、なんで誰も教えてくれないのよ！！！

10月の給与明細見てみたらしっかりと非課税で加算されてた。ヤッP～～～～！！！

この他にも、西松屋で子ども用の椅子を買って領収書を「育児用品代」として切ってもらったのを申請したらほんの数日で承認された。

えー、なんだよこれ、すごいオトクじゃん。みんなこれ知ってて使いこなしてるの？だって毎年非課税36000円だぜ？使わない手は無いんじゃないの？
ただ、今回の政府主導キャンペーンとかで鳥貴族ラリーが問題視されたように、安いから、オトクだからってなんでもかんでもそれにホイホイ迎合して卑しくなるのは違うんじゃないの？という気持ちはある。何というか、精神までみすぼらしくなるというか。もちろんそれによって恩恵を受ける事業者もいるとは思うけど、そういう本当に厳しくて支援が必要な人に対してオトクに済まそうとするんじゃなくて、敬意を以って然るべき対価を支払う方がお互い気持ちが健やかだね、という意識は持つようにしたい。

でもなぁ・・・これは会社の制度なんだし、千円2千円の話じゃないしな・・・

うーん、なんか自分をいかに正当化するかに帰結してしまっているので理屈をつけるのはやめよう。いまは冒頭の劣等感と焦燥感だけが原動力になっているので、どうやったってみっともない結論にしかならん。

というわけで、福利厚生でwelboxを使える人は！！簡単なのでガシガシ使っていきましょう！！！