見出し画像

小学校教員資格認定試験(2021年度)受験記~試験勉強②~

5月から必死に試験(Ⅰ)(Ⅱ)で、教職教養と小学校全科の勉強をやっていたのですが、7月も半ばもすぎてからはっと気づきました。試験は(Ⅰ)(Ⅱ)だけではないことに…。
そこから慌てて(Ⅲ)(Ⅳ)の勉強を始めました。

【1次試験の内容と対策②】

◆試験Ⅲ対策

子どもの年齢が低学年に近いのでイメージが持ちやすいこと、そして何より学習期間が2年であるということから「生活科」を選択することにしました。
しかししかし、この試験(Ⅲ)、一体どんな対策をしたらよいのかまったくわかりません。とりあえず2020年度の過去問を見て、「この場合、どんな授業をするのか」ということが聞かれるのだろう、そしてそれに具体的に答えるのだろう、と想定しました。

◆参考したインターネットサイト

光村図書 小学校生活
小学校 生活 | 光村図書出版 (mitsumura-tosho.co.jp)
東京書籍 小学校生活
【東京書籍】 教科書 生活 新しい生活 (tokyo-shoseki.co.jp)

この2つのサイトで生活科でどんなことをするのかを理解するところから始めました。私が小学生の時はなかったので知りませんでしたが、生活科ってなんて楽しそうなんでしょう。しかし忘れてはいけません、時間がないのです(この時点で試験1か月前)。「楽しそう」なんて言っている場合ではありません!

まずやったことは、「光村図書」のほうの「年間指導計画・評価計画資料」を2年分ダウンロードして各単元ごとに内容をまとめて概要をつかみました。そのうえで、単元をピックアップしてに授業をするならどんなことをするのか考えて50~100字でまとめる、という練習をしました。例えば、「ふゆとともだち」なら9時間でどんなことをするのか1時間ごとに書き出すなどです。

この勉強方法が多くの人に効果的かどうかはわかりませんが、「年間指導計画・評価計画資料」は無料でダウンロードできますし、見ておいて損はないと思います。また、2020年度なら100字以下以内、2021年度なら200字以内の字数でまとめて述べさせる問題が出ています。字数を意識して短めの文でまとめる練習はしておいてよかったと思いました。


◆試験Ⅳ対策

試験(Ⅲ)の勉強をあわてて7月半ば過ぎに始めたくらいなので、試験(Ⅳ)を始めたのは実は8月過ぎてからでした。仕事柄短めのレポートを書く機会が多く、300~400字程度の「作文」なら何とかなるかなという見込みはあったものの、小学校教員採用試験の世界で求められる「作文」がどういう構成のものなのかはまったく想像つきません。

そんなわけで、過去に受けた方がおすすめされていた「合格する論作文(時事通信社)」を本屋に買いにいったのですが・・・売っていない!!丸善にも紀伊国屋にも楽天ブックスにもアマゾンにも売っていないのです!!評判がよい本は試験前には売り切れてしまうのですね・・・。そんなわけで、これをお読みなっているみなさま、欲しいと思っている書籍がありましたらすぐに購入しておいてください。

目当ての本が買えなかったので、本屋で8月でも棚にあった教員採用試験用の論作文対策本を1冊買いました。
この本、過去の全国都道府県政令指定都市の教員採用試験の過去問は幅広く紹介されていて、「こんなふうに書けばいいよ」とポイントは紹介されていたものの、模範例などは載っていない。また、「この作文のここがダメ」みたいなダメ出しはあっても、添削された修正案などが少ない。だから、目指すべき作文がどんなものなのか、どんな作文がいい作文なのかイメージが持てない。というわけで、あまり参考になりませんでした。なのでここでそのタイトルは書きません。

ただ、構成例(現状の把握→自分の取り組み→まとめ)は参考になりましたし、「オリジナリティはいらない。平均点をとれるかどうかが大事」という
メッセージはなるほどと思いました。

試験対策としては、対策本からとったテーマで、構成例を参考に時間を決めて400字程度で書く練習をしました。字数と時間を意識して書く練習はしてよかったと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?