見出し画像

種子地蔵縁日開催!~取材を行いました~

 こんにちは。文学部歴史学科日本史コースの森野寿です。今回は11月4日(金)に開催された「種子地蔵(たねじぞう)縁日」についてお届けいたします。

種子地蔵です。植えられている花々は月に1度植え替えされています

種子地蔵縁日とは

 大正大学がある巣鴨地域は、江戸時代から戦前までの間、旧中山道のうち巣鴨から今の北区滝野川六丁目の間が「種子屋通り」と呼ばれていたほどの種苗販売街だった歴史があり、大正大学ではこれに着目し、全学的に「種子屋通りとしての巣鴨」の歴史や文化の認知復活、「伝統野菜」を通した交流や教育、観光資源としての活用に取り組んでいます。さらに、社会・地域貢献に関する科目「サービスラーニングI-D(すがもプロジェクト)」としても活動しており、その一環として今年5月、南門広場に「種子地蔵」を建立しました。
 これを機に、今まで南門広場にて開催されていた「種子屋街道さんぽ市」をブラッシュアップする形で「種子地蔵縁日」を開催することとなりました。

菊の花で着飾られた縁日当日のさざえ堂です。この時期は巣鴨で菊まつりが行われていました。

当日の様子

 11月4日、青色の法被に袖を通した私はイベントの様子を取材しました。
まずは種子地蔵前で、仏教学部の塩入法道先生が導師のもと、仏教学部の学生たちによる法要が執り行われました。強風で蝋燭の火が消えそうだったのが心配でしたが、法要は厳かに勤められました。

法要の様子。多くの方の注目を集めました。

 法要が終わると、私は会場内を歩き回り、撮影や取材を続けました。
まず向かったのは、めだかすくいのブース。ここは、すがもプロジェクトのキャンパス農園班が担当するブースの一つです。

めだかすくいブースの写真。なぜか1匹だけ金魚が泳いでいます。

 その隣にはもう一つのキャンパス農園班のブースと、ヘチマ石鹸の販売ブースがありました。
こちらのブースでは、ししとうの他、大阪府にある追手門学院大学で育てられたさつまいもも売られていました。

ヘチマ石鹸販売の様子。型にヘチマを入れ、そこに石鹸の素を流し込んで作るのだそうです。
ししとうとさつまいもの販売。さつまいもは、形がずんぐりとしていてとても変わった見た目をしていますね。

 続いて訪れたのは、すがもプロジェクトの銭湯コミュニティ班が企画したバスボム作りワークショップ。開始前からいい香りを場内に漂わせていました。ここは、めだかすくいと同じく、地元の子供たちを中心に人気を集めていました。

バスボム作りワークショップの様子。自分で作ったバスボムをお風呂に入れれば、普段のお風呂がより楽しく感じられそうですね。

 そしてすがもプロジェクトの祈りのまち班主催のさざえ堂ツアーに同行させていただきました。私も入ったことはほぼほぼ無かったので、説明に食い入るように聞きました。

さざえ堂ツアーの様子。塩入先生がガイドを務めていました。

 取材ということでインタビューもあわせて行いたいと考えていたので、今回はこのツアーに参加されていた一般の方1名にインタビューをさせていただきました。

〈インタビュー内容〉
・どちらからお越しですか?
→中野区です。

・どのような経緯で知りました?
→Twitterでみました。1ヶ月前にも流れたので行ってみたいと思うようになって今日きました。

・すがもプリンのプレゼント(我々メディア班が展開していたフォロー&リツイートキャンペン)も実施していますがいかがですか?
→是非リツイートしたいです。

 インタビューを終えて会場内をぶらぶらしていると、大学の太鼓部である鼓鴨(こおう)の演奏の時間になりました。大迫力の演奏を間近で見ることができました。

太鼓部の演奏での最後の決めポーズを撮影。かっこいいです。
我々メディア班が作ったパネル展示の様子です。ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

 そしてイベントは無事に終了。終了後にキッチンカーとして出店していたトキハソースの焼きそばをいただきました。

トキハソースのキッチンカーで作られていた焼きそば。とても美味しかったです。

むすびにかえて

 最後に私の感想です。今回もとても充実した取材をすることができました。鴨台盆踊りの時と同様、多くの方にご来場を頂いたことはとても嬉しく、これから私がこのイベントを含めた行事に関わる際にどのように行動すれば良くなるのかということを改めて考えることができました。

今回もご覧いただきありがとうございました。
よろしければ、「スキ」「フォロー」もよろしくお願いします。


本日のライター・写真撮影
文学部歴史学科日本史コース2年 森野寿(もりの ひさし)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?