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キャンパス農園班が大学いもを販売します!!

はじめに

こんにちは。社会共生学部社会福祉学科4年の清水亮大です。今回は11月11日に行われる種子地蔵(たねじぞう)縁日の準備ついて書いていこうと思います。

種地蔵縁日とは

皆さんは「種地蔵縁日」を知っていますか? 江戸時代から戦前にかけて、巣鴨から滝野川三軒家(現北区滝野川6丁目)までの区間は、「種子屋通り」と呼ばれるほどたくさんの種苗問屋や販売店が立ち並んでいました。そこでは、「滝野川ゴボウ」「滝野川ニンジン」などの多くの伝統野菜の品種があり、旧中山道を通る旅人が自身の国元で栽培しようと購入していました。その伝統的な文化を現在に伝えるために、昨年から秋頃に、大正大学構内で、種地蔵縁日を行っています。また、大学で育てた九条ネギの頒布等の農園班の活動も、種地蔵縁日が出来るきっかけとなりました。
今年は種地蔵縁日が11月11日(土)に大正大学で開催されます!

農園班の出店について

私たちキャンパス農園班も出展します! 一つは「大学いも」「ポップコーン」の販売、もう一つは「伝統野菜の種子」の販売です。
大学芋は私たちがキャンパスで育てたさつまいもを使用する予定です。ポップコーンについても同様に育てたとうもろこしを使う予定です。出来上がりは種地蔵縁日当日まで楽しみにしていてください!
また、伝統野菜の種子は中々手に入れる機会がないと思います。野菜の栽培に興味のある方はぜひお立ち寄りください!

(みんなで種をとっている様子)
(種を植えている様子)

日本農林社さんについて

種地蔵縁日はトキハソースさんなど様々な歴史ある企業さんと協力して、開催しています。今回はその企業の中から日本農林社さんについて書いていきます。
日本農林社さんについて説明する前に種子屋街道について少し説明します。元々種子屋街道は農家さんが副業として種を配布したり、販売する店が多いことが特徴です。日本農林社さんはその中の一軒にルーツがあります。伝統野菜や種子屋街道の文化が廃れた現在でも、「昔の人から引き継いだものを残していきたい」という思いで、伝統野菜の販売を続けていらっしゃいます。
また、私たちキャンパス農園班の取材にもご協力いただくなど、大変お世話になっています。

こちらが日本農林社さんへ、取材を行った動画です。ぜひ、ご覧ください!

執筆者から縁日に向けてひと言

私は去年にこの活動に参加して金魚すくいを楽しむ子供たちの笑顔が見れた事が一番の思い出でした。4年生になり、この活動も今年で最後になるため、去年のようにたくさんの記憶に残るような思い出を作れるように積極的に活動に取り組みたいと思っています。
今年の種地蔵縁日も私たち農園班が盛り上げます! ぜひ遊びに来てください!

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社会共生学部 社会福祉学科 4年 清水亮大

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