コロナ禍の日本入国ドキュメント 8/30

7:10 羽田空港に着陸。予定より50分早い。

が、すぐに降りることができず、検査場が前機の乗客で混んでいるために機内待機になります、とのアナウンスが流れる。せっかく早く到着したのに残念!

7:50 ようやく降機。機内で配布された「検疫の手順」に従って、まずはroom1で概要説明を受けるはずが、前が詰まっているとのことで、その前室で待機。

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5分ほどでroom1に移動し、簡単な概要説明を受ける。が、その内容は配布されたパンフを読み上げるだけなので、この手順はなくてもよかったと思う。その後、前に座った人から順にroom2に移動。

room2に入ると、機内で配られた書類にちゃんと記入しているかどうかのチェックを受け、体調について改めて質問され、検査結果が出るまで1時間から3時間かかりますと言われ、検体容器とラベルを受け取る。

先に進むと、ブースが10個ほど並んでいるのでその1つに入り、そこに貼られている説明書に従って唾液を吐き出す。それを係員の所に持っていくと、量を見てOKと言われる。

8:20 唾液採取、終了。

room3の書類検査に進むが、これには時間がかかるようで長蛇の列。

しばらく待って順番が来ると、また書類チェック。待機場所はどこか(私の場合は自宅)、どうやって帰宅するかを聞かれ(私の場合は友人が車で送迎)、フォローアップのために厚労省をLINE登録するかどうかを聞かれる(登録しない場合は、保健所から毎日電話が来る)。

チェックと検疫官から今後の生活のしかたの説明を受けると、上の階で検査結果を待ってくださいと言われる。階段を上がろうとすると、上には自販機がないので、必要であればそこの自販機をお使いくださいと言われたので、飲みたかったコーヒーを買う。

上のフロアーに上がると、すでに待合場所の椅子には多くの人が座って待っていた。適当な椅子を見つけて待つ。割と頻繁に番号が呼ばれるので、かなりハイスピードで検査結果が出ている模様。

10:10 番号が呼ばれる。8:20に唾液採取が終わったので、検査結果が出るまで1時間50分=約2時間かかったという訳だ。

しかし、機内で私の周りにいた人の中には早く呼ばれていた人もいた。確かに、機内で一番後ろの列に座っていたので出るのが遅かったのだが、私の前にモタモタしている人がいたために余計遅れた。その人をかわしてさっさと降りればよかった、room1に入るときも歩くのが遅い人がいたので、さっさと追い抜いて前のほうに座ればよかったと後悔する。(検体には前に座った人から順に進んでいったので)

まあ、いずれにせよ私は陰性だったので、移動手段を再度確認され、「COVID-19指定地域 滞在歴あり」というピンクのカードを渡され、これが見えるようにして先に進んでくださいと言われた。ようやく入国。

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そこからは、いつもの入国手順と同じで、熱を測るゲートを通過し、入国審査を受け(いつものように機械で)、荷物受け取り場所に行くと、もうベルトコンベアーは動いてなく、すべての荷物がカートに乗せられていたので、すぐにバッグを受け取り、検疫もすぐに通過し、そのまま出口へ。

10:20 空港を出る。10:10の検査結果が出たところで友人にLINEしようと思ったけれど、もしかしてその後に時間がかかるかもとも思ったので、空港を出たこの時点で、陰性だったので迎えに来てください、とLINEする。

10:30に、これから出ます、1時間ぐらいで着きます、と返信が来る。

どこで待機しようか迷い、そのあたりをウロウロする。このとき気づいたのが、この場所に空港職員も警官もいないということ。なので、出口の右先にある京急乗り場から帰ってしまうこともできるのでは? という悪行が頭をよぎった。実際に男性二人が改札に入っていった。この人たちは国内線利用だったのかもしれないが、ここではもうピンクのカードを掲げる必要もないので、海外帰国者であってもわからないはずだ。

そんなことを考えつつ、振り返ると警官ひとりが巡回しているのを見つけたので、悪行を振り払う。

で、一般車はどこに駐車できるかを調べるために1階のタクシー乗り場に降りていくと、駐車場内で乗降できます、駐車30分は無料、という貼り紙を見つけたので2階に戻り、駐車場入り口を確認して、元の場所に戻る。

このときには警官が二人に増えていて、その場にいる人たちの動向を見張っているようだった。

お腹が空いたので、空港出口の左先にあるカフェに行くと、テイクアウトができるというので、コーヒーとパンを買う。それを持って駐車場近くのガラガラに空いている待合場所のひとつに座って食べる。

食べ終わると駐車場の建物に入り、そこの椅子に座っていると11時半になり、友人より、着きました、のLINEが来る。

駐車場内に入っていくと、ちょうどこっちに向かってくる友人を見つけて、無事、再会。そこからは快適なドライブだった。途中から渋滞が始まって、結局2時間もかかってしまったが、私としては1カ月ぶりに日本人と話せて、旅の報告もできて楽しいお喋りの時間だった。

13:30 自宅着。7:10に着陸してから6時間20分の長い長い道のりでした。


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