【シティリーグ大阪best16】弱者型ヤクザシアン

こんにちは、47ばんどうろと申します。
今回は備忘録も兼ねて、私がシティリーグ大阪シーズン2(岸和田春木・1/26)で使用したデッキを紹介させていただきます。
結果もそこまで特筆したものではないので、すべて無料で公開させていただきます。

使用したデッキ

画像1

使用したデッキは上の画像のスピードザシアンです。
ある程度ポケモンカードを楽しんでいる方が見ると、顔をしかめるようなレシピだと思います。このレシピを見てお気を悪くされた方もいらっしゃるとは思いますが、よければぜひ最後まで読んでいただきたいです。

今回のテーマは、“強者にも勝率4割とれるデッキ構築”でした。

以下、デッキ選択理由、各カードの採用理由について説明します。

デッキ選択理由

普段私は友人とチームを組んでポケモンカードを遊んでいます。チームとはいえ、メンバーはたった三人しかおらず、メンバーの練度、能力もお世辞にも高いとはいえません。強い方々のレシピを真似して作っても、使いこなすことは到底できませんでした。しかしながらそんな中でも、ジムバトルや自主公認大会に参加して、有名な方々と対戦した中で気づいたことが、3つありました。


1 上手な方でも、完ぺきなムーブができることは意外と少ない。理想ムーブを続けてテンポで勝ることは必須。
2 上手な方は、常に何手も先を予測しながら行動している。それを裏切るムーブは超有効。
3 こちらが上振れムーブを続けることができると、善戦することができる。

今回はこれらの私が気づいたことを徹底的にデッキに組み込むことにしました。

原型としてスピードザシアンを選択した理由は、今環境にあるデッキの中で、個人的に最も単純であると考えたためです。スピードザシアンは、相手より早く盤面を揃え、相手より早く理不尽なダメージを叩き込むことができます。そんなスピードザシアンをより単純化し、常に相手より早く動けるように作り変えました。


各カード採用理由

ここでは、主だったカードの採用理由を説明します。

ガラルニャース 4
最近は3枚採用も多いのですが、敢えて4枚。環境に蔓延っているHP260~280のTAGTEAMを相手取って戦うときには最低2体のニャイキングを立てないと話になりません。なので最大枚数の採用にしています。
また、ニャイキング3体立てることができれば、戒めの祠込みで、最大300点まで見ることができるようになります。多分ザシアンで300点出すことなんて邪道中の邪道だとは思いますが、意表を突くことができます。三体目のニャースを出すと、相手が本命のザシアンではなく、ニャースを攻撃してくれることも多くありました。

ジラーチ 3
アブソルがいなければ最強カード。このデッキは盤面にカードが揃うことが早く、山もガンガン減るために、後半は確定サーチになることも多い。

スーパーボール3
相手より強い盤面を先立って作るには、クイックボールだけでは物足りないと感じたため採用。マリィで底に送られたカードを山に混ぜることができるのも偉い。

ポケモンキャッチャー 2 カスタムキャッチャー 4 グレートキャッチャー1
相手の作戦を崩壊させるためのカード。せっかく盤面を早く作っても、相手の後ろで育てたアタッカーを引きずり出せないと台無しになってしまう&下手くそなのでやたらめったら使うので沢山採用。盤面をいち早く作る、サポートを引き込むために、カスタムキャッチャーをドロサポとして雑く扱うことも多い。
まずはポケモンキャッチャーを使って、コイントスが上手く行かなかった場合はカスタムキャッチャーを大事に扱うことを心掛けました。逆にポケモンキャッチャーが上振れた場合は、カスタムキャッチャーをドロサポとして使いやすくなります。

博士の研究 4 シロナ 1
サポートが五枚しか入っていないことに違和感を持つ方も多いと思いますが、案外これでも回ります。手札でサポートがだぶつくより、キャッチャーやボール、エネルギーを多く採用したかったのもあります。

鋼エネルギー 14
スピードザシアン特有の過剰に積まれたエネルギー。エネルギーの枚数を増やすほど、ふとうのつるぎは強くなりますが、このデッキでは、ポケモン、トレーナーズのサーチカードが多く、デッキのエネルギー比率が高くなることが多く、かなり強力なふとうのつるぎを使うことができます。


不採用カードとその理由

ヤレユータン、アブソル、ミュウ
そもそもベンチ管理ができるほどポケモンカードが上手くない上に、使いどころがイマイチわからない。

マリィ、リセットスタンプ
テンポを取ることを最優先にしているので、沢山引けないマリィは不採用。
リセットスタンプもコンセプトと異なるので不採用。そもそも強者はスタンプケアをする上に、リセットスタンプはテンポロスしているときに使うカードだと考えているため、強者相手にテンポロスしていて勝てるわけがない。

鋼鉄のフライパン、げんきのはちまき、メタルコアバリア、おおきなおまもり
もうすでにこのあたりのカードの対策はされていることが多いうえに、序盤から攻め切るというコンセプトと合致していない。

フラダリラボ
ジラーチが主軸なので自殺行為。


以上が採用理由と不採用理由になります。かなり割り切った構築なので、無理マッチが多数存在することは重々承知です。しかし不利マッチでも、展開力の差でごり押しが効くアグロデッキです。ただ一度相手に有利盤面を作られると、立て直すことはほぼ不可能になります。完全に弱者の戦法ですね。


当日のマッチング

予選
初戦 モスノウラプラス 〇
二戦目 レッドパーフェクション 〇
三戦目 ルカメタザシアン 〇
四戦目 三神ザシアン ×
五戦目 三神ザシアン 〇
六戦目 ザシアン 〇

5-1 五位通過

決勝リーグ
三神ザシアン ×

基本的に作戦通りテンポを取れた試合は勝つことができ、逆にテンポロスした試合は落とすというわかりやすい結果になりました。そのため、試合内容については割愛させていただきます。


最後に

今回はやりたいことを突き通した結果、良い意味で実力に見合わない結果が残せたと思っているので満足しています。ただいつまでも、このような中身にないデッキを使っていても上達しないことは自覚しているので、練習をもっとしなければいけないと、再認識させられました。

これにて記事は終了となります。ここまで読んで頂き,本当にありがとうございました。




同じチームのメンバーが同日のシティリーグのレポを残しているのでぜひこちらも読んでいただきたいです。こちらもかなり尖った構築なので面白いです。根底にあるコンセプトはこのデッキと似通っています。


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