口述試験初日

4時起床。
シャワーを浴び、最後の追い込み開始。
4時間弱あれば大抵の追い込みはできる。

以下、続き。
午前の民事を終え、ホテルに戻った。
苦手の民事(要件事実)を何とか耐えたので、気が楽になった。
今は駅前で食事をとっているところ。

朝は8:05分にホテルを出て、8:15分には会場に着いた。
途中、アガルートの石橋先生にお会いし、マネオプを終わる時にご挨拶出来なかった無念さや、温かい言葉をかけて頂いたことへの感謝等の感情が入り混じり、思わず涙をこぼしてしまった。
でも、そこを最後に笑いに変えてくれるのは、流石 石橋先生だった。

涙にはリラックス作用があると言うが、お陰様で大分リラックスして試験は受けられた。
会場に着くと、3〜5人位並んだところで受付に通された。どうやら寒い時期であることを配慮してくれているようだ。
受付では既に受験番号毎に部屋と順番が割り振られていた。
刑事民事ともに18列あり、一列あたり7人程度。
自分は後半の列の3番目だから、待ち順的には真ん中あたりだった。
体育館で待たされた時間は、1時間程度。
自分は靴用ホッカイロ、インナーダウン、ベンチコートという、雪国に出張する時の防寒スタイルだったが、俺が発射台に呼ばれたのは、ちょうど体が寒くなり出した頃だった。最後の人はかなり寒い思いをしたのではないだろうか。

発射台、試験室、試験後の控え室はいずれも暖房が効いていて、自分はインナーダウン、ベンチコートを脱いで過ごした。
発射台には、常時各列の次の順番の人がいるので、36人の受験生がいる計算。
自分の列は1番進みが遅かったので、前の人達が詰められているのかと思い、そういうのに慣れてる自分には有利だと思えた。

試験室に入る際は、荷物を部屋の外に置き、それを部屋の担当をしている方が見張ってくれている感じ。

試験室には、想像に反し、穏やかそうな男性主査と聡明そうな女性副査がいらっしゃった。

建物所有目的の土地賃貸借を巡る、土地所有者と土地賃借人・建物賃借人との係争事案。
伊藤塾で激詰めされて、しっかり勉強していた点が出た。ただ、もともと苦手なので、結構フワフワした回答になり、主査の反応を見つつ、間接視野で副査の反応を見て何とか誘導に乗り切った。口述再現にすると割と綺麗な形かもしれないが、内実は相当にフワフワしていた。
倫理は、正当な利益の実現、誠実義務などで答えたが、主査にはピンと来ないようで、最後に弁護士の品位のことを誘導され、それに乗った。

誘導されればすぐに乗れるけど、自力で出すのは難しい問題が多かった。
何とか60点で守ったと思う。どんなに悪くても59。
58はない筈。

明日は得意の刑事の口述(論文では苦手意識あったが、今年の予備では刑法A、刑訴B)。
確りと勉強する。


以下、続き。
昼飯後、新浦安駅で家族と合流した。ホテルの部屋に荷物を置いて貰った後、ディズニー行きのバスを案内した。
その後、俺は伊藤塾の口述休憩室へ行き、今日の口述の情報収集。
その後、ホテルに戻ったが勉強モードになれなかった。午前組だから3時くらいからは勉強できるかと、たかを括っていたが疲れが全く取れず、露天風呂で2時間はチルしていた。
【サウナ→屋外で涼む→露天風呂orサウナ】は、悪魔のループ。止められない。
なお、最近、サウナによる目の悪化が指摘されているので、目を中心とした頭部は特にケアしながらサウナに入るようにしている。

サウナに入り、勉強できるモードに切り替わったので、これから勉強。
家族が帰ってくるのは10時頃なので、寝るのは早くても11時かな。

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