あの雲に乗れたら
高校の授業中の思い出。
空を見ながら、雲を眺めていた。
モクモクした入道雲。
ふわふわのイワシ雲。
ポツン、ポツンと羊雲。
今にも泣き出しそうな雨雲。
ドカンと怒りそうな雷雲。
美味しそうなアイスクリーム雲。
今にも泳ぎそうなイルカ雲。
一度は乗ってみたい、クジラ雲。
今でも、大きな雲をみると乗ってみたい。
ジャングルジムを登れば届くのではないだろうか。
子どもたちの音読の宿題で、クジラに会うことができた。
しかし、子どもは大きくなった。
暫く会うことはなさそうだ。
次は孫の時にでも会えるだろうか?
空をふと見上げると、大きな雲がクジラになって、声をかけてくる。
『たまには、背中に乗ってみるかい?』
『今は、憧れのままにしておくよ。
近々、小さな私がスケッチブックを持って行くか ら、海の仲間を紹介してあげてね』
続く。
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