五月晴れ

おはようございます。

今朝は風が止んで、冷え込みました。洗濯物を干す手が冷たくなったので、起きてきたばかりの子供のほっぺで温めさせてもらいました。

空気が澄んで、とても清々しい朝です。昨日の風が嘘のようです。風が止むとホッとします。この時期の冬の名残のような強風は、新しく出てきたぶどうの若芽を折ってしまうので、ヒヤヒヤします。というのは、今年生える新しい枝＝新梢（しんしょう）にぶどうの実がなるからです。特に枝ぶりの良い新梢が風でもがれてしまったのを見ると焦ります。昨日の風では幸い折れた枝は少なかったので、「あー風が止んでくれてよかった」と洗濯物をしながら畑を眺めていた次第です。

さて、今日の作業はぶどうの誘引と芽かきです。

誘引とは、新しく伸びてきた新梢を適切な方向に向けて棚に固定すること。

芽かきは、同じところから二本出てきている芽を良い方の一本に間引いたり、古い枝から出てきた芽を取り除くことです。

どちらの作業も、新しくて良い枝に栄養を集中させ、良い実をつけさせるための大事な作業です。

日が高くなってきました。そこらじゅうに陽の光が降り注いでいます。空気が澄んでいて、陰影が濃く感じます。ツバメが飛び回り、どこからかアカシヤの甘い匂いが漂ってきます。今日は正真正銘の五月晴れ。

さあ、今日も畑に行こう。

よーこでした。