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月の牢獄 (21)
魂の性質 自分の魂の目的に沿った表現すべては
それをなんのために どう使ったとしても
それにより、 誰かをほんとうの意味で傷つけることはない
そのひとへの愛から出たきびしい言葉は
そのときそのひとの心に痛みや怒りを生じさせても
それがそのひとの魂を傷つけることはない
自分が発したものを ひとは生きる
因果応報という言葉を使う間もないくらい、 いまはその時差なくなって
出したものがその瞬間 自分の体験となるように
怒りから発した言葉は、 相手から、 怒りを受け取る
元気をの、思いを向けて、 笑顔になるそのひとの、 思いを受け取る
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