今後、中古マンション購入+リノベに適した物件を購入しづらくなっていくのではないか!?
ひと昔前とくらべて、「中古マンションを購入+リノベーション」は、かなり身近になったと感じています。
自分たちの好みのインテリアや間取りに変更できことが最大のメリットですよね!
先日の記事にも書きましたが、わたしも、築44年の中古マンションを購入し、2022年4月にリノベーションが完成しました。
これから、中古住宅購入+リノベーションをお考えの方に、物件探し、物件購入の過程で率直に感じたことを何回かに分けて書いてみたいと思います。
物件探し・物件購入の過程でいちばん感じた疑問は、
です。
買取再販を少し説明しますね。
中古住宅の売買は、家を売りたい売主さんと家を買いたい買主さんがいて、不動産会社(仲介会社さん)さんが間に入り、売買を成立させます。
中古物件の売主さんの希望は、価格が高くかつ早く売ることです。
買主さんが、一般のお客様でも業者(会社)様でも、物件の売買という観点から見れば、違いは特にないですし、早く売りたい売主さんからすれば、売買成立までの手間を考えると業者の方がスムーズなことも多いと思います。
買取再販会社は、売主さんから物件をなるべく安く買取した後に、まずは内装や設備機器をリフォームします。
もちろん、リフォーム費用はかかりますが、リノベーション工事と異なり、画一的なリフォーム工事(一般的な内装や水回り機器のリフレッシュ工事)は、リフォーム工事の価格をかなり抑えることができます。
中古物件の購入を希望されてる方の中には、リフォーム済の物件にそのまま、入居したいお客様もいらっしゃいます。
買主さんご自身でリフォーム費用を負担することを考えると、相場より少し価格が高くてもリフォーム済み物件を購入して、すぐにでも入居できることにメリットを感じる方も当然います。
つまり、買取再販会社は、リフォーム工事にかかったコスト以上の価値で、中古物件が売りやすくなるということなんです。
中古物件購入+リノベーションをかんがえている方は、当然、リノベーション工事を前提に物件を探しています。
「物件価格が安い」にこしたことはありません。
内部が傷んでいようが、リフォーム工事で解体すれば、現状の傷み具合などは、全く関係ありません。
むしろ、内装や設備機器がかなり古くなっており交換時期のほうが、迷いなく解体工事ができます。
中古物件購入+リノベーションをかんがえている方は、手がつけられていない物件を安く購入して、予算に対するリノベーション費用の割合を大きくしたいと思っています。
一方で、買取再販業者は、中古マンションを高く売る為に、早々に物件を購入し、一般的なリフォーム工事を実施して、できるだけ高い価格で売り出したいと思っています。
ここで矛盾というか、それぞれの思惑が異なることになります。
不動産の売買情報は、素人のわたしたちと不動産会社のどちらが先に入手できるかということ、一般的に考えて、不動産会社になりますよね。
人気エリアで、築古でも確実に売れる物件であれば、早々に再販会社が買取を実施してしまうケースも多いのではないかと感じています。
今回、自邸の物件探しを実施していて、『ここいいかも』と思った物件は、ほとんどがリフォーム済の物件でした。
リフォーム内容は、設備や内装を入れ替えたのみの、いわゆるリフレッシュ工事でした。
これは、どちらが、良い、悪いの問題ではないと思います。
つまり、ひと昔に比べて、中古物件購入+リノベーションをしたいと考えている方にとっては、リノベーションを前提とした対象物件(立地がよく、価格が安く、竣工時から全く手がつけていない物件)を探しづらくなっているということになります。
さいごに、では、どのように物件探して行けばいいのかをわたしの実体験を通して3つほどポイントを書いてみたいと思います。
この3つを念頭におきながら、中古物件購入+リノベーションを進めて行けば、納得が行く物件にであれる可能性が高まるのかなぁと感じました。
一昔前の標準家庭(夫婦2人+子供)と比べると、世帯人数も暮らし方、もっというと働き方や家にもとめる価値観も時代とともに変化していますよね。
多様性が求められる住宅に置いて、中古物件購入+リノベーションは個々の事情にあった生活スタイルの実現に、不可欠な方法になりつつあることは間違いないですし、ますます、そのニーズは高まるのではないかと思っています。
リフォーム・リノベーションをお考えのかたになにかヒントになればうれしいです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
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