リフォームデザイナーをさらにやる気にさせるお客様は、どんな人か、という話

こんにちは。aruhome_aiと言います。

本記事を書いているわたしは、リノベーション会社に10年以上勤務して、間取りの提案やインテリアの提案を実施してきました。

これまで、小規模工事からフルリノベーションまで、５００件以上の案件にたずさわってきました。

2022年に築40年以上の中古マンションを購入して、フルリノベーションを実施しました。インスタでは、自邸リノベのこだわりやリノベのコツを発信中です。よければこちらもご覧くださいね。

わたしは、リフォームデザイナーの仕事をしています。日々、おおくのお施主さまにお会いしたり、お打ち合わせをさせて頂いています。

そこで、今日は「わたしがリフォームプランを2つも3つもがんばって考えてしまうお施主さまの特徴」について書いてみようと思います。

リフォームやリノベーションをお考えの方に、なにかヒントになるようなことをお伝えできればうれしいなと思っています。

結論からいうと

 今の生活をさらけ出して、悩みや困りごとの、ありのままを教えてくれて包み隠さずに相談してもらえる方には、プランを2つも3つもご提案したくなります。

では、どのようにお施主さまとコミュニケーションをとり、リフォームプランを考えているのか？をお話ししていきたいと思います。

リフォーム、リノベーションを検討している人は、まず、リフォーム・リノベーション会社などに問い合わせをします。

ホームページやインスタなどを見て、直接、連絡をいただいたり、インターネットのリフォーム紹介サイトで会社を選び、連絡をくれたりもします。

後日、お施主さまのお宅に訪問したり、オンラインで打ち合わせをしたりして、ご要望をヒアリングします。その後、現地調査・採寸する流れが多いです。このときに、はじめてお客様とお会いします。

どのようなお施主さまにもリフォームの動機があります。まず、わたしは、この動機をていねいに聞くようにしています。

なぜリフォームをしようと思ったのか？

お客様は「こんな感じにしたい」「こんなイメージがいい」と理想のお住まいについて夢がふくらんでいます。

念願のリフォームを叶えられるということで、ついつい夢のマイホームプラン、生活の中のいいところばかりを語りたくなってしまうのですが、わたしが知りたいのは,

・生活の失敗談
・どうしても上手くいかない日々のライフスタイル

の話だったりします。

そして、毎日、

何にイライラしているか？なにを解消したいか？

を語っていただけると、とても参考になります。

たとえば、

・片付けがぜんぜん全然できない
・毎日の家事に時間がとられて掃除をついサボりがちになってしまう
・洗濯物がソファーにいつもある

そんな話に、わたしは共感してしまいます。

つまり、最初のキーワードにもどりますが、

 今の生活をさらけ出して、悩みや困りごとの、ありのままを教えてくれて、包み隠さずに相談してもらえるお施主さまにお会いすると、「なんとかその不満を解消してあげたい」と、がぜん、わたしのやる気に火がつきます。

収納が苦手な人もいれば、家事が苦手な人もいます。

たくさんの思いをお聞きし、「ほんとうにその人に必要な m a d o r i （間取り）」をいっしょに考えて実現することで、生活のストーリーを描くことができれば、家がそのひとを励ましたり、背中を押したり、勇気を与えることもできるはずだと思っています。

というとで、わたしが考えるリフォームデザイナーをさらにやる気にさせるお施主さまは、どんな人か、というお話でした。

リフォーム・リノベーションをお考えの方になにかヒントになればうれしいです。

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