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自分の体と工夫で暮らしを創る豊かさと喜び

自然であることと不自然なことについて・・・

私は時々、不安というのはどこから来るのかと考えることがあります。
日本人の多くが感じることの一つに、仕事をして稼いでいないと暮らしていけない・・・というのがあると思います。

でも、私はいつもそこで何かが腑に落ちないな・・・と思ってしまうのです。
私たちがお金を払っているものって、何だろう?と。

例えば、電気、ガス、水道、食べ物、衣類、家、それにいろいろな税金・・・全てのものにお金がかかる仕組みになっている今の世界・・・

これがおかしいと感じている人はどのくらいいるのだろう?と。

私はよく、自分がこの会社の経営者だったら・・・とか、この国のリーダーだったら・・・と考えてみることが好きなのですが、もしも私がリーダーだったら、自分の会社や自分の国の人たちを愛していると思うのです。
そしてみんなの幸せを願うはずです。

その場合、もし国のリーダーだったら、私なら公共料金を国民から取ることはしないなぁと思います。学費や医療費も取りません(ヨーロッパではそういう国もありますね)
そういうものこそ国がシステムを作って、タダで使えるように、私なら考えます。国民を幸せにするのがリーダーの一番の仕事だと思うからです。

今、世界中の人は、生活をするためにお金を稼がないといけない仕組みの中で生きている人がほとんどです。
日本では大学や専門学校の学費も高いし、医療費もタダではありません。

せっかく生まれてきたのに、自分の幸せや、才能を生かすことや、喜びのために自分の人生の時間も体も使えていない。親になれば子供の学費を稼がないといけない・・・または子供が自分で就職してから返済していかないといけない・・・なんだかおかしいと思いませんか?

本当は簡単に国民を楽にできるはずだと思います。

でも、そうしないように決めた一部の人たちが、人々から取れるだけとっている。そういう仕組みを作った・・・としか思えません。

もうそんな世界は終わりにします!
と、私なら言います。

愚痴が言いたいわけではありません。
これが当たり前だと思っている人が多いのではないかと感じているのです。

毎週パンを焼いています

タイニーハウスのムーブメントで、海外ではオフグリッドで暮らす人が増えています。電気もガスも水道も契約しないで、自分たちで工夫して暮らしている。

体を使い知恵を使い、自分たちの暮らしを自分たちの手で作って生きている人たち。

彼らは新しい時代の最先端ではないか・・・と思うと同時に、私自身もそうしたいなと思うことがよくあります。

完全なオフグリッドがすぐには無理でも、なんでもお金で買うのではなく、できることは自分で無理のない範囲でやっていきたい・・・

小さなお庭で野菜を育てたり、薪ストーブを使って暖をとったり、出来るだけ食べ物も着る物も自分で作って・・・今私にできることはそのくらいだけど。

本当の豊かさとは、なんでもお金で買えることではなくて、すでに地球にある豊かさを大切にして、みんなでありがたくシェアして幸せに仲良く生きていくことなのではないのかな?と思うのです。

川が汚れていなければそのまま飲めるでしょうし、電気やガスはフリーエネルギーが本当はもう使えるはずです。

そういうものを買うために働かなくてはいけない仕組みがなくなるといいな。

人々が本当に自由で幸せに、毎日を楽しく笑顔で生きる地球になるといいな。


これは娘がデンマークの手芸学校で染めてきた毛糸。キノコや植物で染めています。

すごく極端な話かも知れないけれど、毎日自分たちで暮らしを営むために、薪を集め、野菜を育て、鶏や山羊を飼い、魚を釣ったり、毛糸を紡いで糸を染めて、セーターを編んで、麻を育てて布に仕立てて服を縫う。
体を使うので、毎日くたくたになりそうですが、みんなで手分けして、協力して、小さい村のような暮らしをしたら楽しくできるような気がします。

音楽が好きな子は、歌ったり楽器を演奏して、アートが好きな子は絵を描いて、ものを作るのが好きなら家を建てたり、家具を作ったり・・・お掃除が好きな人はお掃除をして・・・みんなが得意なことをしてみんなで生きていく。

大人は子供に、心の仕組みやエゴとうまく付き合う方法を教えて、手仕事を教え、生きる力を育ててあげる。

原始的で楽ではないかも知れないけれど、悩む暇は無くなりそうです。
そういう世界に鬱や引きこもりはないと思いますし、歳をとることも怖くないのではないかな。


私は子供の頃からそんなことばかり考えて生きてきました。
だから自分なりに、手で作れるものは作りたいと色々と工夫して、日々の暮らしを楽しみながら豊かに生きる方法を編み出してきました。今は教えてもいます。

健康も、病院任せではなく、基本は自分で整えることが大切ですし、できると思っています。ヨガやウォーキングなどを毎日の習慣にして、体の声が聞こえるようになっていれば、体の異常には早い段階で気づきます。
薬を飲みすぎないで、食べ物を工夫したり、断食をしたり。

多くの人は、健康もお金で買おうとしているように見えてしまう。

人が本当に幸せを感じるのって、どういうことでしょう?

すごくシンプルなことなのではないかと思います。

でもそれを感じる時間も余裕もない今の世界。
だから物を買いたくなる・・・のかも。

今ある幸せに気づけない今の世界。

何かがおかしい・・・・かも知れない


スムージー

今日の投稿は、どこにも着地しませんが、私がこの地球で生きていて、子供の頃から感じていることについて書きました。

今日はこの辺で。
読んでくださりありがとうございました。

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