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Silly Walks

今もモンティ・パイソンだったらこのことをどう表現するだろう、と何かにつけて思うことが多い。女王陛下だって政治ネタだって徹底的に表現する。愛と知性のナンセンス。それに鍛えられてきた人たちには、そのナンセンスを笑う余裕が備わっている。

初めてパイゾンズを観た時の衝撃。この徹底的なナンセンスな笑いは脈々と続いている。だからコロナ禍の今、Silly Walks.

パイソンズは、政治や社会を笑うことを恐れていない。その世界で生きて表現しているのだから当然なのだ。ナンセンス度の高さは知力の高さ。それは一癖も二癖もあって一拍置いてからでないと笑えない。日本では、社会風刺はともかく政治批判などしようものなら、多くの人の怒りをかってしまう。世間というものが老いも若きも束になって「いかがなものか」、と云うのである。

私たちには徹底的なナンセンスを笑い飛ばせるだけの何かが足りないのだろうか.....笑いのセンスが徹底的に違うというよりも、そもそもナンセンスとは? 笑いとは何か、から始めなくてはいけない。ま、難しく考えないで今日は久しぶりに「空飛ぶモンティ・パイソン」で笑ってみよう。

Silly walkの長さは5mだそうだ。歩いてみたい!

大好き、モンティ・パイソン!

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