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今ツアー最後の地で、移動美術館オープン!

今回のツアーの最後の展示です。
フェリー出港地の舞鶴にほど近い朝来市に住む作家大森さん宅に寄りました。朝来は山あいの小都市ですが、大森さんの住む朝日地区はかなりの山奥という印象です。かなり狭くうねる山道を上がっていく感じは越後妻有の山村集落を思い出しました。私が関わった田麦の集落は入り口は目立たぬように細い一本道で、隠れるように住んでいましたが、ここも似ています。平家の落人伝説が伝わっているそうです。

会場となる朝日地区の公民館は谷あいの棚田の脇、かつて分校があったところで小さな校庭跡地に福寿走をおかせて頂きました。大森さん夫婦のコーディネートで、地元の出張カフェが併設、大森さんの作品展示やデザート、産品の販売も加わってちょっとしたイベントの様相になりました。

ネットでの告知だけでしたが、想像以上にお客さんがお越しくださいました。
家族連れで作品を見たり、コーヒーを飲んだり、お子さんが校庭を駆け巡って虫取りをしたり。一足早い夏休みのようでこちらも楽しい気持ちになりました。
福寿走の展示をきっかけに久しぶりの再会や山里との触れ合いを楽しんだようです。
大森さん夫婦の地元での根付きや魅力の賜物と感じます。

濃い緑をバックに福寿走のフーちゃん楽しそうです。
最後にふさわしい豊かな時間でした。

(大森さん宅訪問記はまた後ほど)

大森さんご夫妻と。

(2021.7.18転記)

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