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【X】ROSE OF PAIN

Xのメジャー1stアルバム「BLUE BLOOD」。この中で異色なのは、「ROSE OF PAIN」だと思う。「SayAnything」きっかけでX(X-JAPAN)にドハマリし、次に手を出したのはこのアルバムだった。

「ROSE OF PAIN」は、12分にも及ぶ壮大な曲で、後の名作「ART OF LIFE」を彷彿とさせる曲構成。出だしからバッハの小フーガト短調でおやっと思わせ、穏やかな入りをするが途中から突如疾走する。歌詞は終始危うさや攻撃性を残しつつも音は実に繊細。ハードな音の中にピアノが混じり、まさにYOSHIKIの曲で聞き入ってしまう。
この時代のアルバムは録音状態も洗練されてないし、ボーカルの声も荒々しいのだが、それでもこの仕上がりなのだから、今再録したら凄い出来上がりになるんだろうな。

ライブではアコースティックギターのバージョンばかり聴いているが、X withオーケストラの時の「ROSE OF PAIN」は、とてもよいライブだと思う。このときを生で見れなかったのは残念だ。(丁度私が、SayAnythingに出会った頃にライブが開催された)

カラオケ受けは全くしない曲が、個人的には凄く好きな曲。時間有り余る位のカラオケ大会の時に歌いたいな〜。

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