ジャン・デュビュッフェの「アール・ブリュット」の前夜を考える
(#2)アール・ブリュットへの流れの初期(精神病者の芸術性)
4)アール・ブリュットを病理学的に分析する知識人たち
1864年、チェーザレ・ロンブローゾ(Cesare Lombroso,1835-1909/イタリアの精神科医/犯罪生物学)
・犯罪者と精神病患者と天才の間に共通する欠落とを病理学的に分析しようとした。
「犯罪人論」(L'uomo delinquente-1876年)、「天才と狂気」(Genio e follia-1864年)」それらの書籍は、30年もの間、重版