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デザイン学とその周辺

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デザイン学とその周辺を探る・・・・デザイン(そして設計)、学際的(interdisciplinary)なテーマと、そのランダムな情報解釈と覚書。
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2019年12月の記事一覧

形見とて 何かのこさむ 春は花 山ほととぎす 秋はもみぢ葉 -良寛

形見とて 何かのこさむ 春は花 山ほととぎす 秋はもみぢ葉 良寛 解釈:残そうとしても何かが…

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写真家LORETTA LUX- 失われた楽園のメタファー

ロレッタ・ラックス(LORETTA LUX 1969- 現アイルランド在住) 現代写真を代表するドイツの女…

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イヴ・クライン - IKBと本質を追うパフォーマンス

イヴ・クライン(Yves Klein, 1928- 1962 仏) 芸術家・抽象画家・パフォーマー。 その作品は…

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フルクサス-日常とアートの閾を除く

フルクサス(Fluxus) 1960年代を代表するイベント(1度限りのアート)をメインに展開された…

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Nam June Paik-ビデオ・アートの創始者

パク・ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik、1932- 2006)韓国(京城-ソウル)生まれ、アメリ…

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聖書と絵画-キリストの降誕図

キリストの降誕図(こうたんず)-概略 飼い葉おけの中での幼子イエスと、愛に満ちあふれた表情…

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(後編)印象派からの点描-それは学際的な色彩構成

印象派からの点描-学際的な色彩学の実践と理論構成 ここで、ジョルジュ・スーラ(新印象派)やファン・ゴッホ(ポスト印象派)の絵画と色彩学の学際的なことを加執しておきます。 加法混色(光の3元色-RGB /混ぜると白)と減法混色(絵具-色材の3元色-YMC/混ぜると黒)で基本構成されている。 ポスト印象派の絵画には、点描画では、絵具を並列に、光の3元色-RGB(Red,Green,Blue)を塗布(点描)して、遠くからは見ると白に見れるという原理を把握していた。(点描の点のサイズ

(前編)印象派とその流れ

(概略) 印象派(印象主義-impressionism)は、19世紀後半のフランスに発した絵画を中心とし…

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ヴィーナスの誕生とアレクサンドル・カバネル

アレクサンドル・カバネル(Alexandre Cabanel, 1823 - 1889 仏) エコール・デ・ボザール(高…

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オルセー美術館-それはパリ万博時の駅舎

1986年、オルセー美術館(Musée d'Orsay)は1900年のパリ万国博覧会時のオルセー駅を改装され…

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表象とその教育におけるイノヴェーション

21世紀になって、その情報テクノロジーによって知識や技術を入手するハードルは低くなった。 …

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Tate Modern(後編)-収蔵コンテンツと文化継承

テート・モダン(London)に展示されている作品の紹介は、テートグループのテート・オンライン(…

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Tate Modern(前編)-発電所跡の現代美術ミュージアム

テート・モダン-Tate Modern 2000年、ロンドンのテムズ川畔にある、バンクサイド発電所(1947…

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ポンピドゥー・センター/パリの近現代芸術拠点

ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター (Centre national d’art et de culture Georges Pompidou (CNAC-GP)-いわゆる「ポンピドゥー・センター (Centre Pompidou)」 パリ4区のサン=メリ地区にある総合文化施設である。 1969年、ジョルジュ・ポンピドゥー大統領 (1969-1974) が、近現代総合芸術施設としての目的で、造形、デザイン、音楽、映画、、図書館を含む近現代芸術拠点をパリに構想される