2024GWロンドン・ミュンヘン7泊9日 子連れ家族旅行～超円安でもSFCとマリオットプラチナがあれば大丈夫～
１．はじめに
歴史的な円高という逆風の中、アフターコロナで初めて海外へ行ってきました。SFCによるスターアライアンスゴールドとマリオットプラチナエリート特典を活用した”乞食”のおかげで家族４人充実した日々になりました。今後旅される方にとってこのnoteが参考になればと思い書くことにしました。
２．基本情報
2.1 旅行者スペック
アラフォー夫婦と男子小学生2人の4人の一般サラリーマン家族
【ステータス】
私：マリオットプラチナ、スターアライアンスGOLD
妻：スターアライアンスGOLD
2.2 旅程
関西空港
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(独)ミュンヘン空港
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(英)ヒースロー空港
目的地はいつか行ってみたいと思っていたロンドンです。ミュンヘン経由でしたので復路でミュンヘンにも立ち寄ることにしました。
ここ30年で一番の円安というタイミングですが、子供と一緒に行けるタイミングは限られていますし、思い切って渡航を決断しました。円高に戻るのがいつになるか分からないですし、またいつ未知の感染症が蔓延するかも分からないですし、自分を納得させる理由を探していたりもします。
もちろん航空券はマイルで、ホテルはマリオットポイントで予約して、極力現金の持ち出しを少なくします。SFCとマリオットステータスを活用して如何にお得に過ごせるか、特典を享受できるか検証できればと思います。逆にステータスがなければ海外に行っていないかもしれないですね。
コロナ禍以前に比べどの方面も明らかに航空券は高止まりしていますし、欧州便はとくにその傾向が強いように思います。早くコロナ以前のレベルまで下がって欲しいものです。
３．特典航空券とホテルのポイント予約
3.1 特典航空券発券
航空券はANAマイルでルフトハンザ便を抑えることができました。ANA便は人気がありエコノミーでも家族4人分空いていることはあまり期待できないですが、提携航空会社のフライトはたまにどかっと空席が出ることがあります。地方空港発の国際線は競争率が低いのか羽田発に比べると取りやすい気がします。空席がなくても予約待ちを入れたり、諦めずこまめにチェックすること継続しましょう。直前になると枠が広がるのか空席が結構残っている場合も少なくないですよ。
予約した時はSFCでなくても、エコノミー4人分の空席はありました。ダイヤモンドは分かりませんが私が特典航空券を予約したタイミングではルフトハンザ便に関して平SFCは一般会員と差はなかったです。
航空券はマイルで予約しましたが、ルフトハンザは燃油サーチャージが別途必要になります。それだけでも泣きそうになるくらい高いです。ほんと辛い。ここは身銭を切ってお支払いしました。
欧州で乗り継いでも必要マイル数は大きく変わらないので、今回のようにドイツで乗り継いでイギリスに行く場合は経由地でも滞在できますし特典航空券ならではという感じがして自己満足です。GWをフル活用できる旅程で航空券を予約できましたので次はホテルの予約です。
3.2 ホテル予約
ホテルはマリオット系で探します。マリオットであれば貯まったポイントで予約可能ですし、プラチナエリート特典を受けることができます。プラチナエリートになろうと思った理由がたまに利用するホテルでゆっくりしてしっかり観光もしたい、そのためにサポートしてもらえるところはホテルのステータスを活用したいと考えたからです。
ヨーロッパでは基本的に子供の添い寝ができないようで定員4名の部屋を予約する必要があります。日本でもそうですが3人用の部屋はあっても4人用となるとかなり数が限られますしスイートルームになると必要ポイント数が劇的に増えてしまうので選択肢は限られてくるのです。
今回の旅行で利用したホテルは次の2軒になります！
📍JW Marriott Grosvenor House London
📍Munich Marriott Hotel
一つ目はロンドン中心部メイフェアにあるラグジュアリーホテルで主要な観光名所に行きやすいです。ずっとホテルに居たいくらい快適に過ごすことができました。
二つ目はミュンヘン中心部から地下鉄で15分ほど離れていますが地下鉄駅や空港リムジンバス乗り場が近くにあり移動が楽にできます。昼間は観光に出かけて朝と夜にゆっくり快適に過ごすという使い方にピッタリのホテルでした。
航空券とホテルさえ予約すれば、あとは観光地とか必要なところを予約する感じで、準備を進めていきました。子供にとっては初めて日本以外の国へ行くということでパスポート発行や荷物の準備でバタバタでした。
航空券、ホテル、パスポートがあればなんとかなりますね。大きなトラブルもなく無事家に戻ってくることができました。スターアライアンスゴールドとマリオットプラチナのダブルステータスのおかげで快適な海外旅行になったことを実感しています。
それでは、スターアライアンスゴールドによる特典、マリオットプラチナエリートによる特典について、空港で実感したメリットや実際に滞在してみて素晴らしいと感じたところを具体的に書いてみます
４．空港でうれしかったこと
ルフトハンザ航空のエコノミークラスチェックインカウンターは長い行列ができている中、ほとんど並んでいないファーストクラスのチェックインカウンターを利用でき最高
ファーストクラスのチェックインカウンターは受託荷物の重量計は最初から-??kgになっており、多少の重量オーバーは問題なく最高
リニューアルした関西空港国際線出国エリアでインバウンド客目当ての1000円とかするおにぎりを横目にANAラウンジを無料で利用でき最高
ミュンヘン空港の乗り継ぎ時間にルフトハンザセネターラウンジを家族4人無料で利用し、ドイツ料理とビールを堪能し、シャワーを浴び、仮眠室でゆっくりできて最高
出発時にもミュンヘン空港、ヒースロー空港のルフトハンザセネターラウンジを利用し、プレッツェル、チーズとマッシュルーム炒めをつまみにビールを堪能でき最高
ヒースロー空港の入国審査は、すごく長い行列ができていますが、EU加盟国に加えオーストラリア、カナダ、米国、日本等のパスポートを所持していれば、空いている列に案内され、子供がいればさらに空いている有人レーンに案内され、サクッと入国できて最高
ミュンヘン空港、ヒースロー空港ではファストレーンに案内され時間かかると思っていた保安検査でかなり時短でき最高
搭乗時はビジネスクラスと同じGroup2で案内され、自席の近くの荷物入れを確実に確保できる安心感が最高
受託荷物には[PRIORITY]タグが付けられ、到着時ターンテーブルから早めに荷物が出てきて最高
ミュンヘン乗り継ぎ時にラウンジのWiFiを使い、日本では登録できなかった配車アプリBoltに登録できて最高
帰国時関西空港で手荷物無料宅配サービスを利用し、空港から自宅間はスーツケース２つ分手荷物が減って最高
ビジネスクラス、ファーストクラスを利用すれば当然付帯するサービスもありますが、我々家族はエコノミークラス利用にもかかわらずこれらのサービスを利用できるのはSFCのおかげです（6、11番以外）。なお、6番はイギリスの制度で、日本のパスポートのおかげです。日本人で良かったと思いました。11番はクレジットカードの特典になります。
私と妻がスターアライアンスゴールドのステータスなので子供２人も一緒にラウンジ利用できますし、子供もGroup2で優先的に搭乗させてもらえます。長時間のフライトの後のとトランジットや保安検査/出国検査の後に無料でゆっくりできる場所があるのは本当に助かります。
５．ホテルでうれしかったこと
【ロンドン】
23時まで開いてるラウンジが1階にあり前を通る度に無料で利用でき便利過ぎて最高
ラウンジで無料提供される朝食はどれも美味しいが瓶入りヨーグルトが濃厚過ぎて最高
ラウンジのアフタヌーンティーで無料提供されるスコーンにクロテッドクリームをたっぷりつけると絶品過ぎて最高
ラウンジのカクテルタイムは品数が多くないもののチーズや肉に飽きてきたところでエスニックなメニューとビールにワインがマッチして無料で最高
昼〜夕方にホテルのエントランスでピアノの生演奏があって雰囲気が最高
地下鉄の駅やバス停が近く観光の合間にホテル(ラウンジ)で休憩ができて最高
【ミュンヘン】レストランの朝食はメニューが豊富で4人分無料でいただけて最高
滞在中に1回だけ朝食に提供された白ウィンナーが美味し過ぎて最高
レストランの一角で提供されるカクテルタイムの料理、チーズ、お酒が無料で最高
ミュンヘン空港と市内を結ぶリムジンバス(ルフトハンザエクスプレス)の唯一の中間停留所からホテルまで徒歩5分で最高
少し広い部屋にアップグレードされ全てのスーツケースを広げても快適に過ごせて最高
ロビー横エレベーター前にあるドリンク、お菓子コーナーから毎日4つまで無料でもらえて最高
【ロンドン・ミュンヘン】日本に送る絵葉書に無料で切手を貼り付け投函までしてもらえてマリオットのサービス最高
プラチナエリートのおかげで受けることができたサービスは1～4、7、9、11、12です。改めて書き出してみると上級会員のメリットは絶大ですね。毎年ホテルに何十泊もするお得意様ならそれくらいのサービスがあって当然とも思えますが、これらのサービスをほぼホテルを利用しない私のようなお客さんにも提供してくれるのは申し訳ないくらい。滞在実績以外でもプラチナエリートになる道があり、ありがたいルールに沿ってプラチナエリートになっているので、遠慮なく使わせていただきました。
今回はどちらのホテルも最終日は早朝に移動したため、レイトチェックアウトは利用しませんでした。
６．さいごに
国内旅行時もそうですが、海外旅行時はより一層ホテルと航空会社のステータスを持っている場合のメリットを実感することができます。取得には金銭的、時間的、精神的？なハードルはありますが、私の体験談を読んでくださった皆さんにはそれ以上のリターンがあることを理解していただけたのではないかと思います。
とくにマリオットのプラチナエリートに関して、私の別noteの内容を実践すれば必要経費１５万円以下で十分取得することが可能です。有料記事になりますが、実践的な内容になっていますので是非ご検討ください。実際、私は毎年ほぼ持ち出しなしでプラチナエリートになっています。
自分には上級会員は縁のない世界と感じている方、まずは何を攻めたら良いかと悩んでいる方にお勧めしたいのは、ホテル（マリオット）の上級会員になります。航空会社の上級会員のメリットのひとつはラウンジ利用になりますが、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスで代用することも可能です。空港によっては通常のレストランをラウンジ替わりに使うことができるので、そちらの方が満足度は高いかもしれません。
JALについては、2024年から制度変更に伴いJGCになるハードルが一気に高くなってしまいました。いずれANAについてもSFC制度が変更される可能性はありますので、こちらのステータスも興味がありましたら、早いうちに修行されることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
上級会員になればワンランク上の旅になり、家族が笑顔になり思い出になる場面も増えると思います。皆さんが少しでも快適に、お得に旅ができれば幸いです。
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