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American Superconductor Corporation(AMSC)電力グリッドの安定性と効率性を向上させる製品をサービスを向上させる製品とサービスを提供している企業。データセンターにおける電力需要増加に伴いAMSCの技術が重要な役割を果たす可能性が!?

10/30(水)時価総額わずか$1B程の小企業が発表した25’2Qの決算内容はアナリストを驚かせました。売上高成長率は前年同期比+60.19%EPSは前年同期比なんと+575%(25’1Qは+700%)と驚異的な数字を発表したのです。
これに対し市場は1日無反応(10/31は全体的にリスクオフになり大幅に下落した関係で)でしたが11/1(金)株価は急騰、1日で16.3%も上昇したのです。
電力インフラ企業と聞けば昨今の新しいトレンド候補に挙がるセクターで、原子力発電や小型モジュール炉銘柄の次に注目度が高いです。

AMSC 11/1(金)のザラ場チャート

そのAMSC、決算時に2Q終了時点での12ヶ月以内受注残を$200M、総受注残を$300Mと発表しました。※1Q終了時は$160Mと$200Mでした。
今期計上した売上高が$54.47M、25通期の売上高Consensusが$208.13Mですので2Q終了時の時点で2026年の売上高Consensusまで上回っている計算になります。

時価総額は現在$1.13B、発行済株式数は3945万株(その内浮動株は3651万株)Short Interest(空売り比率)は6.61%とまだまだ業績や株価の伸びしろが臨める企業なのかもしれません、この後決算や事業内容を深堀りしてみたいと思います。

※個別銘柄に言及する内容が多く含まれますが、筆者の知識と経験を基に独自の見解を述べているもので売買を推奨するものではありません。
この先に進まれる方はこの件に同意いただいたものとみなさせていただき、
損益に関する責任は一切負わないものとさせていただきます。


AMSCのビジネスセグメント

American Superconductor Corporation(AMSC)は

  • 電力グリッド事業(売上高の約70%を占める主力事業)

  • 風力発電事業(売上高の約30%を占める事業)

という2つの主要セグメントで事業を展開しております。以下にそれぞれの事業内容、製品、製造体制、競合他社などを説明していきたいと思います。

  1. 電力グリッド事業

    1. 製品とサービス:AMSCは電力網の安定性と効率性を向上させるための製品とサービスを提供しております。主な製品を列挙いたします。

      1. 超電導ケーブルシステム:高温超電導(HTS)技術を用いたケーブルで従来の銅線ケーブルに比べて高い電流容量と低損失を実現するケーブルシステムです。

      2. 電力品質向上装置:電圧安定化装置(D-VAR)など電力系統の品質と信頼性を向上させる装置を提供しております。

    2. 製造体制:AMSCは製品の設計と開発を自社で行い、製造は一部自社で行うとともに特定の製品やコンポーネントについては外部の製造パートナーに委託しております。

    3. 競合他社:電力グリッド分野の主要な競合他社には日立エナジーやGEエナジーなどが挙げられます。これらの企業は電力網向けの高度な技術と幅広い製品ラインを持っております。

  2. 風力発電事業(売上高の約30%を占める事業です)

    1. 製品とサービス:AMSCは風力タービンの設計、制御システム、及び関連する電力変換装置を提供しております。主な製品を列挙いたします

      1. Windtec(TM)ソリューション:風力タービンの完全な設計とエンジニアリングサービスを提供し、顧客が自社ブランドでタービンを製造・販売できるよう支援します。

      2. 電力変換システム:風力タービンからの電力を効率的に変換し、電力網に供給するためのシステムを提供しております。

    2. 製造体制:AMSCは風力タービンの設計と制御システムの開発を自社で行い、実際のタービンの製造はライセンス契約を通じて顧客企業が行います。このビジネスモデルによりAMSCは製造リスクを軽減し、設計と技術提供に注力しています。

    3. 競合他社:風力発電分野の主要な競合他社にはシーメンスガメサ、GEリニューアブルエナジー、ヴェスタスなどの大手風力タービンメーカーが挙げられます。これらの企業は風力タービンの設計から製造、販売までを一貫して行っております。

25’2Q決算時の財務諸表

こういった小企業は財務が安定していない事が多いので投資根拠を高める為にもしっかりと3諸表見て行きたいと思います。まずはIncome Statementから行きます。

American Superconductor Corporation 25’2Q Income Statement

AMSCの主力事業である電力グリッド事業が前年同期比で+64.6%も伸びており25’1Qの時よりも20%以上売上が成長しております。
また風力発電事業においても+37.3%とこちらも好調に推移していることが分かります。

  • 営業コスト:前年同期74.8%⇒71.3%に改善⤴

  • 売上総利益率:前年同期25.2%⇒28.7%に改善⤴

  • 純利益:前年同期は$2.485Kの赤字⇒$4.887Kの黒字に転換、+296.7%⤴

続いてバランスシートを見て行きます、まずは資産の方から

American Superconductor Corporation 25’2Q Balance Sheet
  • 現金及び現金同等物は前年同期比よりも$18.391Kほど減少

  • 同時期末の売掛金は$13.734Kほど増加

  • 棚卸資産は同時期に比べ$29.023Kほど増加

  • 流動資産は前年同期比で17.2%増加しております。

  • 有形の固定資産が前年同期から大幅に増加(+257%)

  • NWL社買収によるのれん費用が4895万ドル残っている

次に負債の方を見て行きます。

American Superconductor Corporation 25’2Q Balance Sheet 2
  • 流動負債(1年以内に支払う負債)の繰延収益(主に受注残を指していると思います)が$6936万あり、前年同期より36.7%増加しております。これは受注に対してサービスや製品が受け渡されていない額を指しているので未来の売上高に変わる数字です。

  • 資本余剰金(12億5317万ドル)に対して累積赤字(10億6430万ドル)なので財務が懸念されるレベルでは無く、健全に近い財務状況だと思います

  • 今期自己資本比率62.7%(前年同期は62.1%)とめちゃくちゃ優秀です。

最後にキャッシュフローを見て行きます。

American Superconductor Corporation 25’2Q Cash Flow
  • 営業キャッシュフロー面:累積赤字繰り越しによる税金還付516万ドル

  • 在庫の縮小:119万3500ドル⇒66万7200ドルに減少

  • 未払い費用の減少:940万ドル⇒446万ドルに減少

  • 前記繰延収益のサービス提供:1818万ドルの既に受け取っていた現金が営業収益として会計上計上された形

  • 上記結果営業キャッシュフローが劇的に改善:前期-134.8万ドル⇒+1612.1万ドル(12.96倍)

投資キャッシュフロー面:Cash paid for acquisition 恐らくNWL社買収用途の現金払いの部分だと思います。2957.7万ドルの拠出
現金純流出額で-1749.4万ドル減少しましたが、前年同期末時の現金保有額を見て見ると2398万ドル⇒7478.6万ドルと大幅に増加しているのがわかります

このようにAMSCの財務諸表を一通りみましたがNWL社買収のシナジー効果や費用対効果が収益にとてもよく反映されている印象で、中々こういうケースは多くないと思います。来期はNWL社の収益(損失も含む)が全面的にAMSCの収益に加算されて来ますのでこれを見越した来期のガイダンス等も見て行きたいと思います。

Press Release(25’3Qガイダンス)

マサチューセッツ州アイヤー October. 30, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- AMSC(Nasdaq: AMSC)は本日、2024年9月30日に終了した2024会計年度第2四半期の業績を発表した。
第2四半期の業績には、買収日である2024年8月1日以降のNWL社の業績が含まれています。

2024年度第2四半期の売上高は、前年同期の3,400万ドルに対し、5,450万ドルでした。前年同期比で増加した主な要因は、NWL社の買収によるもので、新エネルギー・パワーシステムおよび電気制御システムの出荷が前年同期比で増加しました

AMSCの2024年度第2四半期の純利益は、前年同期の純損失250万ドル(1株当たり0.09ドル)に対し、490万ドル(1株当たり0.13ドル)であった。

2024年度第2四半期の非GAAPベースの純利益は1,000万ドル(1株当たり0.27ドル)であったのに対し、2023年度同期間の非GAAPベースの純利益は1,000万ドル(1株当たり0.00ドル)未満であった。 GAAPベースの業績と非GAAPベースの業績の調整については、以下の財務表を参照されたい。

2024年9月30日現在の現金、現金同等物および使途制限付現金の合計は7,480万ドルで、2024年6月30日時点では9,550万ドルでした。

「AMSCのダニエル・P・マクガーン会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べた。
「AMSCは第2四半期に約500万ドルの純利益を計上し、売上高は前年同期比で60%増加した。
「2024年度第2四半期には、6000万ドル近い新規受注を計上し、エネルギー・パワー・システムの新規受注は、以前に示したよりも好調でした

当四半期の12ヵ月受注残高は2億ドルを超え、総受注残高は3億ドルを超えました。 我々は今年度後半に向けて非常に興奮しており、電力網の回復力を向上させるだけでなく、我々の実行にも引き続き注力していく

業績見通し

2024年12月31日を期末とする& 第3& 四半期について、AMSCは収益が5,500万ドルから6,000万ドルの範囲になると予想している。
※Consensusは$55.00M~$57.50M、Topラインを押し上げるガイダンスで非常に優秀〇、Y/Y+42.4%


当社の2024年度第3四半期の純損失は100万ドル(1株当たり0.03ドル)を超えない見込みです。
当社の非GAAPベースの純利益は200万ドル(1株当たり0.05ドル)を超える見込みです。
※Consensusは$0.05~$0.10で恐らくmiddleレンジ内かと思われます。
Y/Y+133.3%と急成長

Seeking Alphaでの売上高、利益の成長予測

Seeking Alphaでの2025年度、2026年度の成長予測資料ですが業績改善の速度(高水準での利益が確保できている予想)が凄まじいです。

AMSC 四半期ごとのEPS成長予測
AMSC 四半期ごとのRevenue成長予測

Seeking Alphaでの現在出ているRevenueとEPSの四半期ごとの成長予測ですが、直近で上方修正されたのが分かると思います。個人的にこれはあくまで現在の予想であって、未来の需要を完全に網羅したものでは無いと思っておりここから更に上振れる可能性は十分にあると思っております。

25’2Q決算カンファレンスコール

Daniel McGahn - Chairman, President & Chief Executive Officer

本日、9 月期第 2 四半期の売上高が 5,400 万ドルを超えたことをご報告いたします。 第2四半期の総収益はガイダンスの更新範囲の上限を達成し、前年同期比で60%の伸びとなりました。

グリッドは、NWLの買収と新エネルギー発電システムの好調な出荷に牽引されました。 今日、私が新しいエネルギー電力について話すとき、それはNWLの買収を含んでいないと仮定してください。

残りの収入は風力発電事業によるもので、前年同期比で40%近く伸びた。 送電網と風力の両方が伸びた。 グリッドもまた、NWLを加えることなく有機的に成長した。

第2四半期は7,500万ドル近い現金で終了した。
新規受注は6,000万ドル近くを計上し、エネルギー・パワー・システムズの新規受注は以前に示したよりも好調でした。
エネルギー・パワー・システムの新規受注は、産業用、再生可能エネルギー用、公益事業用、半導体用、鉱業用からの貢献が大きかった

全受注の約40%が産業用、約30%が再生可能エネルギー、残りの30%が半導体、鉱業、公益事業、その他の用途である当四半期の受注残は12ヵ月累計で2億ドル超、総受注残は3億ドル超となりました。 受注残は非常に好調です。 新しく獲得した製品のリードタイムは約6ヵ月からです。 その他の製品については、約12カ月から15カ月、あるいはプロジェクトによってはそれ以上かかる可能性もあります。

第2四半期の業績は、直近で過去最高の売上高を記録し、5四半期連続で非GAAPベースの純利益を計上するなど、予想を上回る結果となりました。
営業レバレッジの改善を通じてキャッシュを創出する能力は、この収益水準で現在、当社の事業に組み込まれています。

当社は、成長力、営業力、キャッシュ創出力が格段に強化され、キャッシュを創出する能力が実証されたと確信しています
これはとてつもなく大きな節目であり、私たちはこの達成を非常に誇りに思っています。 私たちはこの結果に満足しており、受注の勢いに勇気づけられています。
それでは、ジョン・コシバに代わって、2024年度第2四半期の決算報告と、2024年12月31日に終了する2024年度第3四半期のガイダンスをお話しいただきます

John Kosiba - Senior Vice President, Chief Financial Officer & Treasurer

AMSCの2024年度第2四半期の売上高は、前年同期の3,400万ドルに対して5,450万ドルでした。
グリッド事業部門の売上が全体の86%を占め、風力事業部門の売上は14%であった。
グリッド事業部門の第 2 四半期の売上は前年同期比で 65%増加した。
この増収は主に、NWL の買収と新エネルギー発電システムの出荷増によるものである。 風力事業部門の売上高は前年同期比で 37%増加した。 増収は主に電気制御システムの追加出荷によるものである。

2024年度第2四半期の売上総利益率前年同期の25%に対して29%であった。 売上総利益率の増加は、増収、良好な製品ミックス、製品ライン全体の値上げによるプラスの影響によるものです。

次に営業費用について。 2024年度第2四半期の研究開発費および販管費は、前年同期の960万ドルに対して1,320万ドルであった
この増加の主な要因は、NWLの事業継承費用と当四半期の買収関連費用である。 2024年度第2四半期の研究開発費および販管費の約7%は非現金支出であった。

2024年度第2四半期の非GAAPベースの純利益は990万ドル、1株当たり0.27ドルでした。 2024年度第2四半期の純利益は490万ドル、1株当たり0.13ドルでした。 これは前年同期の純損失250万ドル(1株当たり0.09ドル)と比較すると大きい。

さて、2024年度第3四半期の財務ガイダンスに移ります。
売上高は5,500万ドルから6,000万ドルの範囲を見込んでいます。
この収益に対する純損失は100万ドル(1株当たり0.03ドル)を超えない見込みであり、非GAAPベースの純利益は200万ドル(1株当たり0.05ドル)を超える見込みである。

会社が成熟の次の段階に移行するにつれ、私たちは収益と収益性の指標に重点を移し、指導していくことになるでしょう。
新規受注に対するマイルストーン請求の仕組みの性質上、事業の運転資金需要に大きな変化はないと予想している。

最後に、事業拡大に伴う設備投資の必要性について、時折質問を受けることがある。
念のため申し上げておきますが、私たちの事業の大半は軽量の組み立て式で、必要な資本支出はごくわずかです
過去の資本支出の実行率は、現在の営業ニーズを十分に裏付けていると考えている。

事業規模が拡大するにつれて、ERPソフトウェアのアップグレードや工場の拡張など、必要資本を増やす必要が出てくる可能性がある。
いずれのシナリオも、当面の計画にはありません。 資本支出の必要性が高まるレベルに達しましたら、適切なガイダンスを提供するつもりです
それでは、ダニエルに電話を戻します

Daniel McGahn - Chairman, President & Chief Executive Officer
※CEOが現在の市場世界観について語っておられたのでコメントを抜粋掲載させていただきます

AIデータセンターや交通機関の電化に伴う電力需要の増大は、電力会社に活力を与え、前例のない電力契約につながった。
現在では、原子力発電所からの発電を復活させるという話まで出てきている。 同様に、CHIPS法(CHIPS and Science Act)にも後押しされ、国内鉱業や半導体製造への投資も行われている。

CHIPS法は、複数の州にわたって360億ドル以上の資金を割り当て、研究とイノベーションにさらに数十億ドルを投資することを提案している。 すでに複数の企業が協定に署名しており、CHIPS法に基づく資金提供の恩恵を受けることになっている。

半導体産業協会によると、全米で新たに90の半導体エコシステム・プロジェクトが発表された。 これらのプロジェクトには、新しい半導体製造施設の建設、既存施設の拡張、チップ製造に使用される材料や装置を供給する施設などが含まれる。

現在までに、半導体・エレクトロニクス企業は、数十の州にわたって約4500億ドルの民間投資を発表している。 つい先週も、政府はミシガン州に新しい半導体施設を建設するために3億2500万ドルを投資すると発表したばかりだ。 これはアメリカにとって素晴らしいことだアリゾナ州、アイダホ州、ニューヨーク州、テキサス州、そしてその他の州にも大きな投資が行われている。

工場建設の増加は、材料、化学薬品、装置のサプライヤーによる投資を促進する。 その結果、化学薬品、特殊ガス、ウェハーなど、チップ製造に使用される装置や材料を供給する企業は、国内製造能力の増加をサポートするため、いくつかの施設への投資計画を発表した。

このような必要不可欠な材料を製造する工業メーカーは、複雑さや規模を増やすことなく、規模を拡大する方法で工場に電力を供給できなければなりません。 この点で、AMSCの製品は市場の需要に対応できるユニークな立場にあると確信しています

米国の政策や風力・造船事業の勢いによっていくつかの追い風が吹いており、今後も当社の成長を牽引してくれることを期待している。
現在、カナダ海軍の大半を建造しているカナダのサプライヤー、アーバン造船と協力し、2026年に最初のSPSシステムを納入するために鋭意努力している。
カナダの水上戦闘艦だけでなく、私たちが設計した米国のプラットフォームにも世界クラスの機雷防御を提供する契約を結べたことに本当に感謝しています。
私たちは、米海軍のサン・アントニオ級LPD向けに合計5つのSPS契約を結んでおり、船舶事業の次の製品である独自の機雷対策システムに取り組んでいます。

私たちは、特に軍事ビジネスにおいて、ビジネスチャンスが拡大すると見ています。 インドの風力発電パートナーであるイノックス・ウィンド社は、今後数年間で3ギガワット以上の風力発電容量が稼動する予定であり、最大の受注量を報告している。

私たちAMSCにとって、今は本当にエキサイティングな時期です。半導体への国内投資の拡大が、私たちにとって新たな短期的成長の原動力となるかもしれません。
当社の将来を見据えたテクノロジーは、脱炭素化とクリーン・エネルギーに対する世界の願いと、より信頼性が高く、効果的かつ効率的な電力供給に対するニーズとの調和に貢献しています。
2024年度第3四半期の終了後、改めてご報告できることを楽しみにしています。

まとめ

いかがでしたでしょう、日本人にはほぼ無名の会社だったと思いますが少しは理解できましたでしょうか!?

私自身は少し前からこのAMSCに注目をしておりましたので、株式を保有しておりますがここまで深く調べて見ると買い増しをしたくなってきました。
時価総額わずか$1.16B、米国人でも知らない人の方が多いと思います。
こういった小型の銘柄が躍進できるチャンスはそうそうあるものでは無く、基本的に政府支援や世の中のトレンドなどの後押しが必要になります。

現在のマクロ環境はAIへの投資がさらに膨らむ(ハイパースケーラーの決算で既に発表されている)事が確実なのでAMSCなどの超電導システムはいずれHOTなセクターになるだろうとは思っておりました。

ただとはいっても決算の中身を見ない事には納得のいく投資判断ができない為、今回決算内容を掘り下げてみましたが我ながら大正解だったと思います。引き続きIndustryのElectrical Components(電気部品)セクターは注目していきたいと思います。

私の投稿を以前から見ていただいている方は同種セクターのPowell Industries
(POWL)もご存知かと思いますが、こちらも11/1は急騰しておりますので参考までに載せておきます。前回の決算時に短信記事ですが書いておりますのでよろしければ参考になさってください。

POWL 11/1及び年間株価成長率259%、時価総額は僅か3.3Bです。

原子力エネルギーと共に現在非常にHOTなセクターである電力グリッドのAMSCの決算分析でした。みなさまにとって投資判断の一助になれば幸いです。引き続き大きなトレンドには乗って互いに利益を享受しましょう。

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