artless fib

仕事の合間を縫って細々と宅録中。 YouTubeに少しずつアップしていきます。

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最近の記事

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約束(Lyric video)

『約束』 異なる軌道が重なり合って 一致した偶然が織り成す旋律に 心が躍る時間はまだ続いていくから 覚えていて欲しい 次会う日までに果たすべき約束を 藍色の夜が静かに去って 迎えた朝焼けが示した未来に 涙を流す時間はもう必要ないから 感じていて欲しい 生まれ変わっても交わすべき約束を 失った時間を嘆くことに意味はない 明日への針路をとる為の疾走は始まったばかり 見据えていて欲しい 駆け抜ける日々に刻むべき約束を (約束は意思の確認であり理解の蓄積でもあるならば、 その意味を求めるよりも価値を感じる生き方を選ぶはず。)

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      殻(Lyric video)

      『殻』 鉄をくり抜いた箱が連結した空洞を埋め尽くして 身動きも取れずに居場所を必死に確保する 決められた時間に決められた目的地へ 羊たちが離合集散を続けながら群れている いつから義務感へと変わったのか 軟な習慣を崩すことさえ抵抗を感じる 等間隔のレール上を行き来する日々は 表情を失くした方が楽なはずだった 意志を放棄することが間違いだと本心は叫んでいる 目先の対立を避けつつ殻を身に纏った 波風を立てずに今だけをやり過ごす 羊たちが同調圧力に怯えながら群れている いつから虚無感へと変わったのか 小さな正義を貫くことさえ億劫に感じる 本音隠して妥協点を探り合う日々は 感情を殺した方が楽なはずだった 言い訳をして逃げ道を晒し合う日々は 同情を誘った方が楽なはずだった

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        交錯(Lyric video)

        『交錯』 陽炎の様に淡く揺れていた 届きそうで離れていく夢を見た 現実が誠実だとは限らない 那由他の確率を潜り抜けて 手にした確実を綴った 気泡の様に儚く込み上げた 浮かんでは消えていく夢を見た 真実が誠実だとは限らない 揺蕩う落日を積み重ねて 掴んだ確実を集めた 忌々しい束縛の記憶を棄てて これから起こり得る交錯を想像しながら 時を紡いでいくだけ 高鳴る旋律を持ち寄って 響いた確実を奏でた

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          指先(Lyric video)

          『指先』 自己承認欲求を慰め合う、実体の無い繋がり 欺瞞に覆われた虚しさを押し殺して、共感を演じている 肌感覚さえ無い空間だけが拠り所 一瞬の操作で切れる不確かな連帯感を求めた 赤の他人を貶めて悦に入る、実感の無い発散 悪意に覆われた攻撃を繰り返して、拡散を重ねている 目的を取り違えた手段だけに支配され 現実から目を背けた不揃いの背徳感を集めた 感情の無い誉め言葉を贈り合いながら 関係を維持するための隠蔽を続けている 虚栄で固めた日常を切り貼りしながら 存在を証明するための強迫を続けている

        約束(Lyric video)

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          結実(Lyric video)

          『結実』 見飽きた景色が意味を持つ様に 味気ない日々が彩りを帯びた これからの未来を創る 旅路を歩み始めた もう決めたこと 居座り続けた過去を噛み砕いて 失った夢が動き出す様に 素気ない日々が速度を増した これからの未来を創る 道筋を描き始めた もう決めたこと 糸口の見えた希望を手繰り寄せて これからの未来を創る 繋がりを育て始めた もう戻らない 訪れを願う明日に思いを馳せて

          結実(Lyric video)

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          調和(Lyric video)

          『調和』 取り繕っただけの過去に別れを告げた 淀んだ日々の、風化した時間が動き出す様に 大切だと感じる想いに任せて、重ねた未来を共有する為に 紡いだ言葉の数だけ響き合っていく 彩られた日常が描かれている 飼い慣らしただけの退屈に別れを告げた 澱んだ日々の、濁った視界が輝き出す様に 大切だと感じる想いに任せて、共に生きる意味を確かめる為に 交わした言葉の数だけ通じ合っていく 導かれた日常が繋がっている 爽やかな夏の始まりは偶然を装った運命に引き寄せられ 穏やかな共鳴に心が解れていく感覚が在った (日常が変わり、自分を信じられそうな気がした) (思考が変わり、前を向いて歩けそうな気がした)

          調和(Lyric video)

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          訣別(Lyric video)

          『訣別』 居場所を作る為に求められる姿を演じ続ける 合わせることが必要だと言い聞かせて 増えていくのは自分を正当化するだけの浅はかな言い訳 見え透いた同調に支配された空間で 傷つかないように無意味な逃げ道を考えていた 大切だと感じていた 自分の思い込みでしかなかった 鳥籠の中で飼い殺されていた様だ 自己否定を孕んで風化していった 霞んだ日々は戻らない 取り繕っただけの過去に別れを告げる 嫌われない為に求められる姿を演じ続ける 尽くすことが役割だと言い聞かせて 待っていたのは自分を犠牲にしただけの空虚な裏切り 表面上の関係は呆気なく崩れていく 守っているふりをして脆い拠り所を欲しがっていた 大切だと感じていた 自分の思い込みでしかなかった 鳥籠の中で飼い殺されていた様だ 一方通行で進んでしまった 時計の針は戻らない 満たされないままの思いに別れを告げる 生まれ変われなくても少しの希望があるなら 残された時間でその価値を求めていくのも悪くない

          訣別(Lyric video)

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          偽り(Lyric video)

          『偽り』 足並みを揃える為に世間体を気にして  人並みで在りたいが為に自分に噓をついた 後ろめたさに伴う質感を引き連れたまま 舌先に残った後悔の苦味は 妥協を重ねた故の引き返せない現実の発露 圧力を受け流す為に冷えた空気を読んで その場をやり過ごす為に黙ることを覚えた 罪悪感が生み出す喪失を引き連れたまま 脳裏を駆け巡る無気力の実像は 妥協を重ねた故に消えていった希望の爪痕 結末に向かう道筋が変わるなら 消したい過去の選択にも価値を見出せるのだろうか

          偽り(Lyric video)

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          理想(Lyric video)

          『理想』 箱庭の中に与えられた視界に映る 変わらない景色は次第に色褪せる 平等に与えられたはずの時間は味気なく流れ 刺激のない日々が残酷なほどに思考を奪う 見ないふりをして 知らないふりをして 自分を傷付け続けて 箱庭の中で縛られた呼吸を繰り返す 見慣れた人達は次第に朽ち果てる 平等に与えられたはずの行き先は次第に狭まり 閉じられた居場所が残酷なほどに感情を奪う 見なければよかった 知らなければよかった 自分をただ責め続けて 正しさを求めた先に理想はあったのか 現実に抗いながら 失ったものに目を背けてまで 正しさを求めた先に理想はあったのか 鳴り止むことなく聞こえる 雑音に耳を塞いでまで

          理想(Lyric video)

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