クィア・アートって何?
『クィア・アートの世界 自由な性で描く美術史』(バイ インターナショナル、2022)。
海野弘著作ながら、クィアという言葉の使い方を間違っていてちょっとひどい本。
LGBTQ+のアートをそう呼ぶならまだしも、セクシュアリティやジェンダーに触れるような作品をすべてクィアに入れている。
しかもギリシャ時代からルネサンス、19世紀以前から始めており、Queer理論とArtが互いに影響し合った1990年代以後の作品は極めて少ない。
最大限譲歩しても、「美術史をクィア化するQuee