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荒ぶる神

山の恵みに感謝の心と共存の謙虚さを忘れ、

山からもののけを追い出し実のなる木を倒した ひとにぎりの生き物たち。

空の恵みに感謝の心と畏怖の念を忘れ、

大気を熱くし、気象を狂わせ 放射能で汚した ひとにぎりの生き物たち。

海の恵みに感謝の心と畏敬の営みを忘れ、

プラゴミ廃棄、原発排水垂流し、魚乱獲続行の ひとにぎりの生き物たち。

地球でほんの ひとにぎりの生き物たち・・それはヒト。

ヒトが我が物顔で追いやって、他の生物どうしの安全のための仕切りを

取り払ってしまった。

窮屈にされ、押し込められ、変えられた 多くの生き物たちは、

ストレスから病気になり、おかしくなり、ウィルスを発生させた。

教訓から学ばねば、荒ぶる神は、

削られ続ける、汚され続けるままには されず、 

病気を起こさせた原因を取り除く行動に、

さらに出るかもしれない・・・と私は思う。




独学の画家 香本博(コウモトヒロシ)です。北海道から沖縄まで約130回の個展を開催してきました。より多くの方に見て知っていただけるよう、絵本出版なども考えています。応援よろしくお願いします。